「ﾆｯﾎﾟﾝ百名山よじ登り」byグレイグマクラクランｰ34

グレイグマクラクランは
日本が大好きな
ニュージーランド人です

これは彼と友人のトラヴが
百名山を78日間で制覇した時の
様子をユーモラスに記録した
ドュメントです

雨にも負けず
闇にも負けず
厳格な役人の制止にも
渋滞にも負けずに
ひたすらよじ登り
駆け下り、、、

人々との出合いを
笑いを込めて温かく表現され
山へと誘われます

日本では考えられないような
ニュージーランド人ならではの
常識？考え方の違い？
ルール違反？

気が付かなかったいろいろなことを
教えられました

「日本の若者は何故もっと山を楽しまないのだろう？」
山の楽しさを伝える先駆けとして
植村直己さんの名前が出たときにはドキドキしました

コンクリートの砂防ダムや
山頂近くまで延びる車道、、、

山を愛す名登山家の視点で
日本の山の良さと問題点を
改めて考えさせてくれた一冊になりました

常識破りの登山記は
日本の登山大好きさんに
受け入れられるでしょうか？
「けしからん！」と思われるでしょうか？
どちらもありだと私の読後感です(^-^)