獅子窟寺の南に流れる谷筋を土生川と呼びます。語源は「道場(どうじょう)」から転訛し(どうじょう→どしょう)、「土生」の二文字を与えたのだとか。古い地名などに良くある話です。流域に点在する巨岩は、修験道などの道場として格好の場所に違いありません。詳しいことは専門のサイトや書籍にお任せしましょう。
2019年の春先、カタクリやショウジョウバカマなど、美しい野花を求めてくろんど園地を散策するついでに、往来の途絶えているハイキング道(京阪電車)を歩いてみました。息をのむような奇岩の風景に圧倒され、以来、その魅力に憑かれています。
巨岩は信仰の対象であったに違いありません。ハイキング道から見えない場所に、これまでお会いすることのなかった観音石像数体に導かれました。先人の手により保存されていたと思われる道跡も発見しています。
・第一次・龍岩窟エリア探索
龍岩窟周辺で数体の観音石仏、旧墓地の千手観音、石碑などを発見
・第二次・龍岩窟エリア探索
巨岩に倒れ込む千手観音一体を発見
行方不明者の人骨を発見(警察に届ける)
・第三次・龍岩窟エリア探索
尾根道の痕跡など
第三次は、ほとんど下見で終わっています。今回からは、旧道場エリアとして、龍岩窟から範囲を広めて探索を予定。備忘録を兼ねてまとめておきたいと思います。
写真1
巨岩下に倒れた千手観音菩薩像の現況確認
写真2
第一次で発見した旧墓地から写真のポイント、または獅子窟寺境内の接続
写真3
第三次で発見した尾根道入り口から各ルートへの接続
今回の山歩きでも、カシミール3Dで切り出したマップを地図ロイドへインポートして活用します。スマホは今月末までキャンペーンで8,720円安くなっているGoogle Pixel5a with 5Gを利用。設定方法などをブログにまとめました。興味のある方に、参考となれば幸いです。
山スマホ・レビュー Google Pixel5a with 5G
https://juantonto.official.jp/google-pixel5a-01/
では、また。
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