新田次郎の小説をもとにした映画「八甲田山」を観た。
35年前の映画だ。
しかし古さを感じさせない迫力があった。
日露戦争直前、厳冬期の満州平野での戦闘を想定して、耐寒装備や行軍研究のため、
弘前と青森の連隊に真冬の八甲田山踏破を競わせた。
そして装備や知識も不十分な時代、一方の連隊が全員無事帰還、他方は大勢の遭難者を
出す結果となった。
映画では、暴風雪の八甲田を無事に越え、去っていく案内人(秋吉久美子)に
隊長(高倉健)が感謝を込めて『案内人殿に対し、かしら右」と小隊全員が敬礼を
送るシーンは何度観ても涙が流れた。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する