この連休は北アルプスをはじめ各所で遭難のニュースを聞き、心を痛めている。
とりわけ、蓮華岳BCの遭難死は、他人事とは思えない。
3年前の連休に1人蓮華大沢右又を滑ったことを昨日のように思い出す。
事故は2,500m付近との話もあるが、もし、右又だどするとオープンバーンから左に周って沢への急斜面の辺りと思われる。
バックカントリーは雪面の雪質が最重要ポイントだが、当日は北風が強く急激に気温も下がったので雪面状況も厳しかったのではないかと想像できる。視界も悪かった?のでは。
ヤマレコに投稿した私自身、影響を与えたのではないかと自責の念も禁じ得ない。すばらしさだけを伝えたとすれば申し訳ない。
自己責任とはいえ、何らかの刺激を与えたとすればと。
今後投稿する際はもっと危険性について言及すべきと心掛けたい。
只々、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
bumpkinさん こんにちは。
4/30 昼頃 私は立山 雷鳥沢から剣御前小屋へ向かう
稜線にいました。
崩れる予兆から本格的に崩れるまで30分程度で
私のこれまでの少ない経験の中では、あっという間でした。地吹雪状の強風で視界が無い。板を持っていることが逆に始末が悪い。
稜線で立つのがやっとの乗鞍剣ヶ峰でも感じなかった
恐怖を覚えました。
その後の遭難者の事など思い
ヤマレコで、色々と触発される事、状況が分かって好いなと感じる事もありますが、書かれている通り
真摯に向き合っていく必要を強く感じました。
30日、立山に行かれていたのですか。
やはり、想像以上に悪条件だったのですね。
積雪期、残雪期は、まずは風、次にガスですよね。
私は、強風は硫黄岳を断念した時が1番強かったかな。南八に行く時は特に風をチェックします。
ガスは蓮華大沢の1ヶ月程前の立山。一ノ越までは晴れていたにも拘わらず雄山に着く頃にはガス。山崎カールへ滑り出した(横滑りが多かった)が、結局、尾根を越え室堂側を滑ることに。
その他2回、立山で断念したことがあります。天候が急転しそうな時は早々に引き返すことが肝心ですね。
今日からも荒れそうなので心配です。
今回の天候、天気図を確認しリスクを理解した上で山に入っていたとは思いますが、やはり残念です。私やbumpkinさんのように近くに山があって、天気のよい時だけ行くようだと良いのでしょうが、長期休暇で早くから計画していた登山はなかなか中止の決断が難しいのでしょう。
山登りの危険性を伝えるのは難しいですね。元々そこいら中が危険な場所であって、それを乗り越え進んでいくので素晴らしい感動を抱けます。山ってそんな場所のような気がします。
特に5月連休の北アルプスに行けるだけのスキルがあるだろう人に、山の危険性を伝えるにはどうすれば良いか?正直、その兵達は危険を承知で向かうので止めても無理だとおもいます。特に今年の天候の悪化については明らかにわかりきっていたことであるし、その中でもリスクアセスメント(危険予防、危険回避策、異常事態時の対応方法)を実施して、自信が有る人が山に向かっていたはずです。想定外の予測できない事態の発生もあったでしょう、それでも、それは既に自己責任です。
遭難件数が多いとはいえ、実際登っている人の数からするとppmオーダーの発生率、無事だった人の方が運が良かったと言っても過言ではないかもしれません。どんなに注意してもちょっとした油断で遭難は発生してしまいますから、高い山だろうが低い山だろうが、またまたそのあたりの田んぼ道だって常に注意しなくてはいけませんね。
bumpkinさんの投稿に問題は感じません。素晴らしさも、また危険な感じもきちんと感じ取れます。特にBCでのルートファインディングの難しさ、雪質による雪崩のリスク、降雪、ガスによるホワイトアウトなど満載じゃないですか。
もしもっと伝えるとすることがあるとすると、せめて”天候が悪化するのわかっていたら止めようよ!”ってことぐらいと思います。
春山の危険性は、ある意味経験しないとわからないかも知れませんね!
コメントありがとうございます。
山に入っている数は多いですが、山については全くの素人と思っています。
やはり、危険な経験が少ないです。
危険な所はガイドに頼って、自分で判断できる機会は少なかったのが、いざという時の正しい判断ができるか、不安です。
でも、雪崩に遭ったとき意外と冷静だったのは救いです。
経験したくはありませんが、予期せぬ所でビバークしなければならない時にどう判断でき、適正な行動ができるかと、山スキーで怪我、あるいは動きが出来なくなった時に冷静に判断できるかが全く分かりません。最善の努力をしたいとは思いますが。
いずれにしろ、山は何時何処で何か分からないと肝に銘じています。
今日、なんでもない飯縄山に登っても、ここで動けなくなったらヘリの救援は無理だな。下から救援隊が来ることになるなぁと。
何処でも考えます。
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