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旅館の古さが、私たちの年齢にぴったりであり、懐かしい雰囲気が心を落ち着かせてくれました。料理も素晴らしく、一品一品が長野の名産品で取り揃えられており、特に鮎の塩焼きと鯉こく、朝食の長芋は絶品でした。
それにしても今回の山行は、ゆっくりと上高地を周りたいため、泊まることで移動時間を節約し、雪の上高地を十分に楽しむことができました。山行後も温泉と食事に癒やされ、贅沢を楽しんだ私たちですが、60歳を過ぎても登りたい山はまだまだたくさんあり、終活も意識し始めると、山のために贅沢をするか、老後の蓄えを考えるかで、迷うようになりました。
冷静に将来を見据え、山への情熱と安定への欲求を天秤にかけ、慎重に考える必要があるのでしょうか。