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1週間で20度台になり、最近、山の方では1桁になりつつある。
これだけ、気温の変化が激しいと体の調子がおかしくなってくる。
なぜ、こんなに急激に気温が変化するのだろうか?
気象に詳しくないので、理由はよくわからないが、夏の空気と、冬の空気がどこかではっきり分かれているのが原因だろう。
温度というのは、高い方から低い方へ伝わるらしい(熱力学第二法則)。
ということは、暑い夏の空気がそのうち冬の冷たい空気を温める、ということになる。つまり、温暖化で夏の空気がどんどん温まれば、冬の気温もしたがって高くなる、ということだ。逆はない。
しかしながら、今年の冬は大雪が予想されている。
原因は、海水の温度が高く水蒸気が多く、そこに冬の冷たい空気が流れ込んでくると、温度差で雪が降りやすくなるからだ、という。
しかし、全体的に冬の空気が温められる、とすれば、相対的に温度差は小さくなり、その分降雪量も減るのでは?と思ったりもする。
実際、冬は年々暖かくなってきており、雪の降る期間も以前は11月終わりから4月ぐらいだったのが、今では12月中旬から2月ごろまで。
年によっては雪山シーズンなのに全く雪がたまっておらず、冬道が歩けないこともある。短期集中で雪が降る、という傾向になってきている。
短期で雪が降ると、雪崩も起こりやすくなり、より注意しなければならない。
また、山は相当積雪があるのに、平地では積雪していない、ということもある。
そろそろ、山では積雪が始まっている。
私の経験では、積りはじめの雪はあまり楽しくない。
固くないのでスノーシューが全く意味をなさず、ツボ足でもけっこう疲れる。
雪で地面が確認できないので、岩や根っこに躓いたり、落ち葉で足を取られて転倒する。
まとまった雪の後、雪が締まってきたぐらいがちょうどよい。
昔、12月に1600mぐらいの山に登ったが、雪の降り始めで笹薮の上に雪があり、前に進めなくなった記憶がある。