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泡盛はそれ自身の微量成分が 香味に変わる。
酒飲みなら 誰もが思い付くだろう。
泡盛を樽に入れたら?
結果は大成功! 早くから 樽由来のカラメル風味が付き 時を重ねれば 熟成の効果は倍増する。
各メーカーが 期待の商品として発売した。
好事魔多しとは この事か、思わぬ外圧がかかった。
さすが 大英帝国の情報収集力と言うか?
鉄の女 サッチャー首相率いるイギリス政府から いちゃもんが付いた。
翻訳すると「樽熟泡盛は スコッチより かなりすごくとっても旨いのに 税率が低いのはけしからん」と言ってるらしい。
泡盛は着色制限し 薄めて出荷された。
話は少し寄り道するが、あたためてるプランが有る。
安価なワインを 樽熟成する替わりに 樽材のかけら(オークチップ・オークスティック)を 漬け込む ワイナリーが有り、実績も多い。
このスティックを 瓶に漬ければ 速成の熟成泡盛が出来る。
5年程度の若い古酒泡盛を使えば 何年も待たずに 楽しめるだろう。
通販を使わないので 実現していないが、密林などに出品されている。
ただし「10日ほど漬け込んだら 安ウィスキーが1ランクか2ランクもグレードアップした」などと言うコメントが有ったりして、10日で樽熟が進むとは 速成にもほどが有る。
へたなスティックには 味付けしてあるのか?
ここからが本題
強い濾過で 個性とポテンシャルを失った泡盛は 苦戦を続け、出荷数を落としている。
さらに 本土復帰以来の 低減税率を廃止すると報道された。
これはピンチだ!でも「ピンチはチャンス!」
低減税率廃止は 着色制限撤廃のきっかけに出来ないだろうか?
熟成泡盛の旨味を 見直す機会を期待する。
画像左のボトルは薄い樽熟泡盛
古くなればメープルシロップを焦がした風味にバニラ香が加わって甘味を感じる
右はゴタゴタの有った頃に 手に入れたもの なにかあったら 開封しよう
再びこんな濃いのが 発売されるようになるといい
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