これはウィスキーやブランデーに無い特徴だ。
そのオイルは30年程で尽き、熟成のピークを迎えるが、呑んだぶん新酒を継ぎ足す、いわゆる仕次ぎで、そのピークを高く、長く伸ばせる。
戦前の沖縄には、200年、300年オーバーの古酒がたくさん有ったと聞く。
40年の瓶熟で、仕次ぎ無しだからピークを過ぎたと考え、機会が有れば開封したいと考えた。
けど、この歳になると、慶事もなかなか無い。
思うところが有り、思いきって開栓した。
不安だった衰えもなく、ベストコンディションだった。
グラスに濃厚な足を引く粘性、時間を置くとバニラ香が立ち上がり、口に含むとトロミと甘味を強く感じる。絶品でした。
思うところと言うのは、体調不良な覚えるこのごろ、ドクターストップが宣告されたら、秘蔵が死蔵になってしまう。と言う心配です。
写真 製造が商品名の1982年
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