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平成11年から入山規制を行っていて、もう16年になろうとしている。
入山規制以前は、6月になると足慣らしと花見をしに毎年のように登っていた。
実は山登りを教えてくれた先輩がいて、その人は崕山がまだあまり知られていない頃から行き方を調べていて、たぶん僕の初めての山登りが崕山の同行だったような気がする。
当時ルートがわからず、どこかの沢から入ったのだが、熊の足跡が行く方向に伸びていて、稜線に出る前に引き返す事になった。
その後、ルートが確立されて、沢づたいで稜線まで登る事が出来た。
2時間くらいのコースなのだが、周りを藪にかこまれて沢といっても全然爽やかな感じではない。
虫が多い泥壁のようなところを行き、上部ではロープの登りもあった。
そこを過ぎても頂上稜線まで急斜面がつきあげていて、岩峰に出ると歩きにくい急斜面のトラバースになりどこも落ち着ける場所はない。
それでも休みの日は混み合い、他にも岩登りに来ている人もいたりして植物の踏みつけなど毎週末に起きていたと思う。
オオヒラウスユキソウやアツモリソウ、キリギシソウ、トチナイソウなど珍しい植物も見る事が出来て、入山禁止になった時には悲しい反面これで良かったんじゃないかと思った。
当時から盗掘の噂は広まっていて、花見をする反面、盗掘者の監視みたいな気持ちもあった。
今は限られた人のモニター登山でしか行けないが、機会があればもう一度行ってみたい山だ。
写真1岩峰の上で記念撮影
写真2岩峰の上から見た稜線
写真3アツモリソウ
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