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その１で紹介したＧＰＳより便利になったと書きましたが以前からあったのかもしれません。
それは 「マスストレージ」方式のＧＰＳロガーです。マスストレージなのでＵＳＢメモリーと同様 どのＰＣでもその中身がみえるので そこからＧＰＳログをコピーペーストできるもので 専用ソフト不要。いつも使っている たとえばカシミールだけで事が足ります。
ドライバも不要なので どのＰＣでもＯＫ。実際やってみると簡便さが本当によくなったと感じます。
さらに 今回紹介のものはバッテリも単４と単３と汎用です。エネループ使うことにより 本当に楽になります。
１．Transystem社製 TripMate850
サイズ：65*25*25(mm)
GPSチップ：ＭＴＫ
ＰＣとの接続：マスストレージ
ログ形式：ＮＭＥＡ
バッテリ：単４ ２本（１２時間）
写真のとおり大きさも１００円ライタ２個分くらい。小さなＬＣＤがついているタイプで単体でいろいろ設定可能です。感度もよくロストしたあとの再捕捉がすばらしく高速でトンネルのおおい電車でのログでも綺麗に取れます。
メモリーはマイクロＳＤ２ＧＢまで使用可能なので ＮＭＥＡのナマログでも何百万ポイントと取れます。
一応 簡易ナビとかもできますが そのあたりは画面が小さいのでおまけ機能です。
さらにはBlueToothももっているため ポケットＰＣでの地図確認等もＯＫです。
難点は設定するときの操作やメニューの深さなどがややこしく なれるのに時間がかかることでしょう。
実力的には 非常に優れているもので ナビ画面不要な用途であれば 一押しのＧＰＳロガーです。しかしなかがら残念なことに昨年 製造中止となり後継機種もない状態です。
是非 Transystem社さんには 後継機をだしてほしいところです。
２．Locosys社 GPS Walker
サイズ：80*45*25(mm)
GPSチップ：SiRF ��
ＰＣとの接続：マスストレージ
ログ形式：ＮＭＥＡ
バッテリ：単３ １本（１０時間）
サイズで書くより小型です。TP850よりちょっと大きいかなという程度。
ＧＰＳ以外にＭＰ３音楽プレイヤーとＦＭラジオ機能がついているというイロモノ仕様ながら SiRF�轡船奪廚鬚弔�っているので ＧＰＳ部分はしっかりしてます。
内蔵の１ＧＢメモリー。ログ形式は 〜.txtという拡張子ながら中身はNMEAなので専用ソフトつかうより コピペして拡張子をnmeaに変えれば楽に使用可能です。
こちらはBlueTooth機能とかなないので純粋なロガー。測位時間はＭＴＫのほうが早いので すこし遅い気がしますが SiRFらしく位置精度はかなりよいようです。
値段が安く たしか実販価格で8500円だったかと。 あとは 見てのように十字キーがついていることにより設定がわかりやすく とても楽です。初めて使用知る方でも 設定は簡単に出来ると思います。
難点はふたつあり まず 簡易ナビやＧＰＳコンパス機能がついているのですが これが歩行速度ではまるで役にたたないこと。
自転車で 時速１０Ｋｍこえないと 役立ちません。
もうひとつは時刻表示。ＧＰＳ情報のところで表示される時刻はＵＴＣのみ。他の時刻表示のところでローカルタイムが表示できるのですが なんとＧＰＳで取得した時間をつかっていません。完全独立なので 狂います。
この仕様はかなり ？？？で こんなＧＰＳ機は みたことありません。
普通はＧＰＳで取得した時間に補正をかけて表示するので 正確な時間がわかるのですが・・・ どう考えても設計ミスでしょう。
まぁ このＧＰＳは使いやすい、安いマスストレージ機ということになります。
どちらのＧＰＳもログを取るだけであれば とても使い勝手はよいし 小型なので邪魔にならず ザックにぶらさげておけばいいので 単純にログ取りのみという方には とてもおすすめです。
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