![]() |
![]() |
![]() |
自分は都内住みで、温暖な気候な南房総は何度となく走りに行った。
ダムにももちろん寄り道した。
ところで皆さんご存知の通り、房総半島には高い山がない。
せいぜい標高300m程度の低い山ばかり。
故に大きなダムもない。
一体、どうやって飲料水や工業用水を確保しているんだろう?
これは以前から不思議に思っていた。
房総の東金ダムや長柄ダムのダムカードを入手し、ダムの事を調べていたらその謎が解けた。
それは「房総導水路」と呼ばれる水路。
遠く離れた利根川から水を引き、ポンプアップしながら東金ダム、長柄ダム、そして更に南へと水を送っている。
うーん、なるほど。
これは知らなかったな〜🙂
また先日、茨城県の霞ヶ浦導水工事事務所で霞ヶ浦導水カードをもらった。
その時に分かったのだが、霞ヶ浦導水事業とは利根川と霞ヶ浦、そして那珂川を地下トンネルで結び、水を交互に行き来させて霞ヶ浦や水戸市を流れる桜川、千波湖の水質を浄化。
そして水不足の解消や飲料水、工業用水の確保をする事業だとの事。
シールド工法で土浦放流口〜那珂機場の約43kmを掘削中。
へぇー、これも知らなかった。
43kmの地下トンネルってなんか凄いよね🙂
道楽も決して無駄ではない。なかなか勉強になるものだ。
・・・と、また単車に乗る理由をこじつけて次はどこに走りに行こうかと考えています😆
愛知はそこそこ大きな河川がありますが、それでも工業都市が多いせいか、愛知用水という水路が御嶽山の麓から引かれています。
そもそも、利根川の水源ってどこなの?と気になってしまい、調べたら尾瀬の北…群馬と新潟の県境なんですね。そこから千葉に水が届いてるってすごい。
私が更にすごいと思う事があるんです。
利根川は元はと言えば東京湾に流入していたんですが、徳川家康が江戸の洪水被害を防ぐために銚子へと川を掘り、そちらにも水流を分散させたらしいんですよね。
元の川は江戸川として今でも東京湾に流入しているのですが、重機のない時代にすごい土木工事をしたものだと感心します。
調べてみたら60年にも及ぶ大工事だったようです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する