映画「福田村事件」釜山国際映画祭で最優秀作品賞

関東大震災の時、流言飛語のデマで朝鮮人の大量虐殺があった。その関連で四国香川の薬売り集団が子供含む数人が、関東利根川の流域の「福田村」で自警団に殺められた。

ところが小池都知事が都知事になって以来恒例の知事の追悼文が無くなってしまい、この事件が大正時代でづっと昔になったとはいえ塩対応になった。

出自が何処（いずこの）の国地方でもあっても命は平等で地球より重し。これは普遍的なものだろうな。こんな対応で小池人気が陰りでも出るかと思ったがそうはならなかった。

当方も何かで映画の事を知り、県内でも限られた映画館で同行者とみた。映画終了後、後ろ振り返って観客の様子を何気に見た。みんな腰を抜かしてように直ぐ立ち上がらず涙ぐんでいた。

最近都下で都議選の補選（定数２）があったらしく、小池百合子がオーナーのような都民ファーストが圧倒的票数で１位当選。２位が立憲が共産と山本れいわの推薦を経て辛うじて当選。自民公明候補が僅差で落選となった。

投票率が30%もいかず、こんなの民意にほど遠く果たして選挙が有効なのかと。それでも勝ちは勝ち小池人気は何をやらかしても揺るぎない。都民は日々の生活にそれほど不満がなく政治がなくてもまにあっているようだ。傍からみると全国的かもしれないが、そうなんだと。