「原発ホワイトアウト」若杉冽著

作家氏の釣書を見ると今日本を事実上グリップしている現役キャリア官僚。東大でも”経”ではない”法”であり最強のポジション。

　告発本を出せば”おれないように”と想像するが、出る杭が打てないほど東京スカイツリーのように飛出してしまったんだろうな。

　第１０回も刷ったほどでベストセラーに違いない。本のタイトル「原発ホワイトアウト」は最終局面で登場。

　原発の最大の弱点は電源失うことは周知のとおり。で、テロで送電鉄塔が破壊され電源が絶たれる。

非常電源の確保は折からの雪、爆弾低気圧。凍結使用不能メルトダウン。

丁度先般の豪雪でライフラインが途絶えアナログの世界になった。

独占企業電力会社10社のおかしなことは語りつくされているので別にと感じだが。

　原発の自然の驚異の対処は取られるけれどテロ紛争の対処は０に近いだろう。裸城でいいのか。　

いざことがあれば万民等しく火の粉は降りかかるし、けっして０ではない。

　図書館本で予約待ちが相当あった。ホワイトアウトのキーワードがユニークでおもしろかった。