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第四話で終わらせるつもりでしたがどうにも駄文が湧いてきて第五話となりました。
第一話からご覧下さい。
第一話
https://www.yamareco.com/modules/diary/612135-detail-374069
第二話
https://www.yamareco.com/modules/diary/612135-detail-374267
第三話
https://www.yamareco.com/modules/diary/612135-detail-374229
第四話
https://www.yamareco.com/modules/diary/612135-detail-374353
しゃわ倉も参加したヤマビル特別研修会
(写真は主催の国安さんの名刺)
で、ヤマビルファンの視点や、地元の方々の立場を知った上で、私たち登山者に何ができるのか、どんな意識をもったらいいのか、考えさせられました。
嵩山の登山道の整備をされている方がいらっしゃっていましたが、嵩山のあるN町特有の事情もありまして、
これが谷川連峰や武尊山などを擁するみなかみ町の場合ですと、観光客の行くエリアと登山客の行くエリアとが基本的に分離しているのですが、
N町の場合、(二年に一度の芸術祭を含む)観光エリアと登山エリアとが重なる部分が多い、とみなかみ町からの参加者からのご指摘がありました。
確かに、嵩山の道の駅は登山口のすぐ横ですし、四万温泉に泊まった客が山中の滝まで行くこともあります。
そんな中で、N町はみなかみ町と違って日帰りの山が多いので、登山客より観光客の方がよりたくさんお金を落とす、つまり、地元としてはありがたい、ということになるのではないでしょうか。
その、ありがたみが薄い方の登山客が、登山アプリでヤマビルの「恐怖」を拡散するだけでなく、知らないうちにヤマビルを下界に運んでしまう...
私の目には、同じようにヤマビルを厄介者扱いしている登山客と地元との間でも、利害が食い違っている現状が見えてきました。
N町には芸術祭だけでなくもっとヤマビルに目を向けていただくとして...
ここで講師のお一人坂庭浩之さん
https://www.facebook.com/share/17XjLNtegw/
が言う「共生」というキーワードを思い出してください。
ヤマビルは、いるものはいるものとして、排除を目指すのではなく、共生を目指す。
ここからは個人的な感想ですが、人の生活圏外に足を踏み入れる登山者(ヤマヤ)は、人とヤマビルとの共生の尖兵(ヴァンガード)の役割があるのではないか、と。ヤマビルの生息域は拡大し続けていますので、将来的には都市部でも見つかる日が来るのかも知れません。その時、ヤマヤが既に実践してきたヤマビルとの共生のあり方が、ほかの人にも伝えられる...
その際、講師のもう一方ひるちゃん
https://x.com/hiruchan_ch
のようなヤマビルファンの視点を知っていると共生の意識も持ちやすいでしょう。
共生で言えば、登山客と地元との共生もあります。どうにかして三方よしを目指したいものです。
例えば、他の種類のヒルは漢方薬の原料になるそうですが、ヤマビルもなにか有益な利用法が見つけられないものでしょうか?あの嫌われ者のセイタカアワダチソウにも意外にも利用法があるのですから...
そこのハイヒールをお履きのあなたも、駅前のビルで昼間からビールをお飲みのあなたも、アナゴさんのような唇をなさっているあなたも(18禁版で比留間狂ノ介が声を当てたゲームの役を全年齢版でアナゴさんの声優がするの((乂゚∀゚))ナンデダロー)、今日はヤマビルについて考えてみませんか?いつか人ごとではなくなる日が来るかも知れませんよ...?
ちよ子
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