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さて、その「雪山」レコなのですが、気になっているのは「ジャンル」です。
・積雪があるのに「ハイキング」
・12本爪本格派アイゼン・ピッケルを使用しているのに「雪山ハイク」
とジャンル指定しているレコが目に着きます。
中には、ヘルメット・ハーネス・ロープや下降器まで使用してのバリエーションルートでも「雪山ハイク」のカテゴリーとしているレコもあります。
雪山ハイキングをするのに ヘルメット被ってピッケルや出刃付12本アイゼンにロープまでを使用しなくちゃならないのなんて・・・
それ、「ハイキング」と言えるのでしょうか?
考えられるのは
・ピッケルを積極的に使ったのだけれども、「積雪期ピークハント/縦走」ジャンルに入れると、「大げさな・・・」「あなたは、このレベルでそっち(積雪期PH)に入れるのか…」と思われるのが嫌?
・「自分にとっちゃあ、この雪山レベルでは、(ハイキング)だな。」
それと、ヤマレコの装備一覧選択で、積雪期PHに(ゾンデ・ビーコン・スコップ・テント・ツエルト等)があることも原因の一つだと考えられます。
「えっ? 雪崩対策が必要な雪山が「積雪期PH」のカテゴリーに入るのか・・・しかも、泊を伴う装備もかぁ・・・」
と 遠慮?気おくれ?してしまうユーザーさんも 居るかもしれません。
ただ、ヤマレコの装備一覧で、「積雪期ピークハント/縦走」にあって「雪山ハイキング」にないモノ・・・
それは、「ピッケル」です。
ヤマレコやヤマップなどのSNSを利用されている多くのユーザーさんは、私を含めて「一般ハイカー」の部類に入るかと思われます。
専門的な「セミプロ的?な山岳家」さんは、個々のHPとか山岳会のそれにレコupされるかと思います。
ピッケルと12本アイゼンでハイキング・・・なかなか「一般ハイカー」では、敷居が高いのではないのでしょうか。
ピッケルや本格アイゼンはおろか、ヘルメット・ハーネス・ロープや下降器まで使用しての雪山バリエーションルートを「雪山ハイク」のジャンルとされたら、一般ハイカーとして戸惑うことになります。
やはり、ヤマレコがピッケルを使用するかしないか?で、「雪山ハイク」と「積雪期ピークハント/縦走」を分けていますので、それに準じてレコのジャンル分けをした方が 良いかと思います。
〇軽アイゼン(チェーンスパイク等) ストック スノーシュー ワカンを使用した場合は 「雪山ハイク」または、ハードな気象条件や積雪の状態が悪ければ「積雪期ピークハント/縦走」
〇上記のアイテムを使わなかったとしても、登山道に積雪があれば「ハイキング」のジャンルではなく、「雪山ハイク」のジャンルへ。
●本格派12本爪アイゼン ピッケル ヘルメット等を使用した場合は
「積雪期ピークハント/縦走」
勿論、それプラス、ロープや下降器など登攀用具を使用してのバリエーションルートは、日帰りでも
「積雪期ピークハント/縦走」
どうでしょうか?
私を含め、中高年の遭難が年々増加し、社会問題にもなっています。
一般的に見てシビア?なルートなのに「雪山ハイク」との軽いジャンルの「ハイキング」に位置されたレコを見て あまり雪山経験の無い方が
「よし、行ってみるかな?」
と、一人でも勘違いされると 遭難にもつながり兼ねません。
今回の大峰「聖宝谷ピストン」レコでは、積雪も多くなく、アイゼンよりもスノーシューを使う頻度が高く、内容的には「雪山ハイク」だったかもしれませんが、ほんの一部「登攀」したり、ピッケルやアイゼンの出刃を蹴りこんで登った所がありましたので、
「積雪期ピークハント/縦走」のジャンルにしています。
前回の積雪が多く、ブリザードに苦しんだ泊を伴う大峰登山は、スノーシューとチェーンスパイクで、ピッケルは持参しませんでしたので、「雪山ハイク」のジャンルに入れました。
氷ノ山では、ピッケルと出刃アイゼンを使用した比較的簡単なバリエーションルートの「流れ尾」は、日帰りでも「積雪期ピークハント/縦走」にし、一般ルートでは「雪山ハイク」にしています。
皆様は どう 分けておられるのでしょうか・・・
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※因みに ある山岳色の濃い?サイト「登山の四方山話」では、各SNSから勝手に(本当に勝手にですっ)登山者を抽出し、山行レコの内容をAIに判断?させ 一般 雪山 登攀 遡行 海外 安全等と 管理者がジャンルを振り分けています。(所詮AIですので、???と思われる振り分けをされる場合もあります。)
先日の「大峰聖宝谷ピストン」では、前半は「登攀」後半は「一般」に振り分けされていました。(資料写真3)
それが良いのか 悪いのか判りませんがっ。
「一方的な主観」ではなく、一応は「客観的」に見る 一つの目安になるかもしれません。
http://www.yamanobori.jp/listArticle?id2=12172
jyunntarouさん、こんにちわww
私の場合は、ヤマレコ内だけ公開にしてますので
見る人が限られてるので雪山のジャンルに関しては主観で決めてるかなぁ。
無茶頑張ったのとか、10時間以上かかったのはピークハントとか・・
てか今季あまり雪山行けてませーんorz
横道にそれますが気になるのは「エリア」なんですよね。
東海エリアって無茶広すぎて何とかしてほしいと思ったりです。
「奥美濃」と「深南部」は東海エリアから分けて欲しいww
neo-n さん こんばんは。 コメントありがとうございます。
主観的でいいのか
客観的でいいのか
それぞれメリットデメリットが生じますよね。
ただ、雪山登攀バリエーションは、どう考えてもハイキングではなく、主観というよりは、何か違う意図?が感じられます。
エリアは、関東や近畿に比べて確かに「東海」は 守備範囲が広すぎますね。
登山人口も多いかと思うのですが・・・
これも ヤマレコ管理者の主観??
東海地区の皆様、ヤマレコに要望しましょう(^^)/
初めましてjyunntarouさん
ヤマレコのジャンル分けは個人の主観で変わりますので、ヤマレコ側で分け方が提示されているとありがたいですね。
ヤマレコとは関係ありませんが、興味深いサイトがありました。
https://ymtours.exblog.jp/26402046/
日本とアメリカでは”ハイキング”という言葉の捉え方が違っているようです。
ハイキング・トレッキング・スクランブリング・クライミング
”手を使わない山歩きは全部ハイキング” だそうです、おもしろいですね。
teppan2013 さん こんばんは。
コメントありがとうございました。
お教えいただいたサイト・・・すごく勉強になりました(^^)/
ハイキングの意味がお国によって 違うのですね。
日本は、やはり 気軽な日帰り軽登山?と解釈されることが多いですし、私もそう思っていました。
主観的にユーザーさんがジャンルを分けた場合と、客観的に第三者が分けた場合とでは、かなり違ってくる場合がありますが、そこがまた「登山?」の面白い所なのかもしれませんね。
これから 手を使わないで? ハイキングがんばりますっ!(^^)!
こんばんワン🐶
あはは、ジャンル、ねぇ〜。
私は、ハイカーだけど、ハイキングルートは嫌いなので歩かない。
高尾山のプチVRを、ピークハントと書くのはヘンだし。
結局、講習/トレーニングに分類してますよ〜。
でも私は、分類は、気にならないですが…。
ルートの情報に、危ない箇所があれば、危険だから行かない方が良いとか、具体的に書いてるし。
でもね〜確かに、ハイカーが沢ルートに迷い込んで来て、ビックリした事が二回ありました。
聞くと、ネット情報で、「行ける」って見たから、と言う訳です。
直ちに、Uターンを指示しましたが…。
ルートの難易度を、安易に見せかけるレコは罪ですね。
でも、難易度は、個人の技量で変わるしね〜。
失礼いたしました〜
ringo-yaさん こんばん🐶🐶
ヤマレコに関わらず、どんなSNSでも 受け取った情報を鵜呑みにしないで、閲覧者が判断しなくてはダメな世の中ですが、こと登山、それも雪山のややハードな件に関しては、命にかかわることですので・・・
あっ、沢もそうですよね。
無積雪シーズンの「ハイキング」のジャンルも、仰られるように「プチVR」とか「プチ沢」とか 範囲が広くなっちゃいますね。
アルパインとは到底言い切れず・・・。六甲の沢やプチVRで、アルパインや沢登りを選択確定するのにすごく勇気が要りますもの( ;∀;) でも、一滑りで💀行きなので、強烈なルートはアルパインのカテに入れたこともあります。
北アでも富士山でも ピッケルやアイゼンを持たない強者?熟練?未熟?ハイカーさんが多くなりました。ストックにチェーンスパイク・・・
そういう装備で「こんなヘタレな自分でも登れましたっ(^^)/」とレコに上げるもんですから・・・
それは、日帰りなど到底無理?なコースでも「体力に自信のない私でもイケました(^^)/」なんて・・・のも同様ですね。
信じて真似すりゃ、えらいこっちゃです。
マジで力量のある方は、ヤマレコやヤマップなど大衆登山SNSに参加はしないことを念頭に、レコの記事は眉唾?と 考えなければならないですね。
私みたいに餃子の王将が「最高(^^)/」と感じる人間も居れば、「最低!おぞましくて入った事もない!」と感じる方も居ますし・・・人それそれなのですが・・・
私に取れば、ミシュラン☆☆☆のお店など、ヒマラヤ8000m級の無酸素VRでございます(^_-)-☆
はじめまして
ヤマレコのジャンル分けについては、公式の見解がありますので紹介申し上げます
https://www.yamareco.com/modules/xsns/?p=topic&tid=38
厳密には「雪山ハイキング」は定義されていませんが、一般道使用の積雪ある状態で日帰り、6時間以内、ということになりそうです
ピッケルの有無では区別されていません
(ちなみに、私の現在の地元の青森では明らかに積雪がありますが粉雪の山でピッケルはほぼ役立たずなので区分の役に立ちません)
「冬山の一般道」に「冬道」と呼ばれるルートを入れるかは個人の判断となるかと思っています
クライミング要素が入るようであればアルパインとなるようです
komadori こんばんは。 コメントありがとうございました。
公式の見解 全く知らなかったです。
周りの多くのヤマレコユーザーの仲間も 知りませんでした。
青森の山の雪はパウダーなのですね。こちら関西では今年は、べとっとした重雪です。ピッケルが役に立たないとの感覚は 全く判りませんでした。
本当に貴重な情報 ありがとうございました。
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