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ケータイは、未だにパカパカで・・・よく行く大峰は電波入りませーん(~_~;)
しかし、自分の山行のほとんどが 雪山に沢とかバリエーションです。雪山もトレースがない山も多いので、いつも「ここはどこ？私はだぁれ？」の世界に陥ります。
最大のツールは、カシオのプロトレック（腕時計）です。プロトレックシリーズ中では最低ランクで、ホームセンター等で激安に売られている1000ｊという、もう製造中止になったモノです。
しかし、一応は方位と高度が表示されますので、国土地理院のHPで印刷した地図とにらめっこしながら読図しながら あたふたしています(=_=)
しかも、表示標高は常に変化し、修正が要ります。（気圧によっても、温度によっても変化してしまいます）
しかし・・・バリエーションでガスったら・・・なぁーんも読図はできません。
そこで 登場する最終ツールは 「勘」です（笑）
これが、いっつも あて にならなくてぇ・・・(~_~;)
えー、コレ（勘）で厳冬期富士山でプチ遭難になるは、大台ヶ原の雪の舞う崩壊中の筏場道で、道をロストして緊急ビバークするは・・・大峰の沢の詰めで、どこに出たん？でガスった稜線を彷徨うは・・・ 散々な目に遭いました。
GPSを駆使して、マイ、バリエーション地図作りを楽しんでおられる78才のMさん。同じくGPSを要所で活用し、バリエーションを駆け抜けるNさん。
富士山のバリエーションを網羅されつつあるYさんもGPSを活用されております。
持っていないので よく判りませんが、自分の軌跡も残せますし、他のユーザーさんのログ取り？を先にGPSの地図に入力したり・・・？
なんか 山行の安全と楽しみが広がっているようです（＾−＾）
独り残され・・・ながらも・・・色鉛筆で標高別に塗り分けた2万5千分の１国土地理院の地図を使い、等高線の込み具合や露岩記号等で、「想像？」しながら 突破するのも捨てがたくて・・・GPSを買うか買うまいか迷っている、自分です。
ガスってしまった、ラッセル雪山や無雪期のバリエーションで自分の位置を見失った時、心臓の鼓動が激しく高まります。でも、トレースや道に遭遇した時の「喜び？」は、かけがえのないモノなのです。
・・・っと言いながら、GPSをお持ちの方と一緒にバリエーションなど行きますと、すっかり頼ってしまって「あー、コレええわぁ・・・」のこれまた、虜になってしまう自分なのです。
で・・・・・未だに 買う買わないで迷っていますが、その迷っているのも「楽しさ」の一つかもしれませんね。
そう思うと、加藤文太郎氏とか植村直己氏とか郷土の誇りである登山家さん方は、本当に凄い方だったのだなぁ・・・って、思います。
私、カーナビも車についていなくて、ゼンリンの地図と「勘」です（笑） でもね。夜の街は、いつも迷ってばかりで、ガソリンと時間の無駄ばかり・・・
。昨今電子機器の発達が目覚ましいですね。エベレストでも現地で最新気象情報を手に入れることができますし、メスナーさんも 天国からびっくりしているでしょうね。
ヤマレコユーザーさんは、みなさんGPSをお持ちなのでしょうか？
って、聞くのは野暮ったいですね( ^^) _U~~
