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あまりにも有名だし、ロープウェーもあるような山なので人も多かろうということで独りでやってきた。
登りは、まあキツい。
ドンドン他の登山客に抜かされるレベル。やばい。
原因を考えながら登っていたのだが、ふつうにすぐに思い当たった。
私の心肺機能がよわよわなせいだ。
だからすぐに息が上がるのだ。
筋肉をつければ、とかそういう問題ではなさそうなので、ジムや登山で少しずつ心肺機能を高めていくしかなさそうだ。
思えば小学生のころ、冬のマラソンで1km走りきれなかった。
小児喘息のせいだったのでまあしょうがないとしても、それから持久力を試されるような運動を一切していなかったのも原因だと思う。
未だに長距離走るのは苦手だが、少しずつがんばります。
などと考えながら登り続け、御幸ヶ原についた。
御幸ヶ原はロープウェーの駅もあるので、登山の格好をしていない人も結構いる
お店も立ち並び、私の食欲を刺激しまくるのぼりなどもあったが、ぐっと我慢してまずは男体山の山頂へ。
途中、めちゃくちゃしんどそうに登るおじいさんを追い抜かしながら山頂につく。
景色がよい。
登りはじめはあまり天気が良くなかったのだが、私が山頂につく頃にはかなり晴れてきていて、町並みがきれいに見渡せた。
山頂には小さな神社があり、なんと普通におみくじなどを授ける場が設けられていた。
前に山形の立石寺に行ったときも思ったが、毎日登ってるんだよな…?私にはとても出来そうにない。
すごいなあ、と謎の感動を覚えつつ、御幸ヶ原まで下りる。
おまちかねのランチは、つくばうどんとコロッケにした。
つくばうどん、すごいこじつけ気味のネーミングでニッコリ出来る。
(つ…つくね、く…くろ野菜(ごぼうなど)、ば…バラ肉、らしい)
つ、とば、はともかく、くはもうちょっと他になんかなかったのかと、うどんを食べながら考えるが、全然思いつかなかった。
つくばうどんを考えた人の苦労が分かった気がした。
ランチ後は女体山へ。山頂部分、なかなかの絶景だった。
とは言え順番待ちがすごかったので、写真を撮ってそのまま下山。
高いとこ怖いしな。
そのまま何も考えず御幸ヶ原まで戻ろうとして、帰りは白雲橋コースを下りようと思っていたことを思い出した。
白雲橋コースは、女体山の頂上付近に下り口があったらしい。
もう半分以上引き返してきていたが、また登り返すことにした。
この登り返している時間は切なさとしんどさが増した気がした。
下り口をなんとか見つけて下山。
しようとしたら、いきなり岩場。
白雲橋コースって、御幸ヶ原コースより傾斜は緩やかとか書いてなかったっけ…?と思いながら下りていく。
割と岩場が多く、なんやめちゃくちゃしんどいやんけ…!と心の中で悪態をつきながら下りていく。
トレッキングポールは持っていたが、岩場が多かったため使わず。
そうしたら、かなり膝に来た。
その上滑る。
岩場が濡れているため滑るのは普通に分かると思うが、私は木の根しかないふつうの坂道で滑りまくった。
足も何度か軽く捻るが、クセがついているのかその程度は最早日常茶飯事なので、特に支障はなかった。
でもいつか事故をしそうで怖い。
膝を庇いつつなんとか下山。
髪があまりにもベチャベチャだったのでお風呂に入りたいと思い、まだやってそうな日帰り湯に駆け込む。
髪の毛を洗ってお湯に浸かったらだいぶMPが回復した気がした。
シャトルバスで帰るべとバス停に行くと、バス待ちの長蛇の列が出来ていた。
これは乗れないのでは…と、戦々恐々としていると、案の定乗れなかった。
まあ、30分で来るから…と待っていると、なんか早めにバスが来た。
その上かなり空いていて、座って帰ることができた。
立ちだったら足がぷるぷるしたかもしれないので、助かった。
そんな感じで今日の登山は終了。
今日もよく眠れそうだ…。
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