しかし今日考え方を少し改めた方良いのではと思う夜になった。
『ステージ4でも癌と付き合いながら戦っている人は大勢いる』という事実
自分を含め、特に当人はステージ4の癌に完全に負けてしまっている気がしてならない。ステージ4でも歩けるし、ご飯も食べれる、会話もできる、もちろん大好きな山にも体調次第では全然登れる。出来る事はたくさんあるにも関わらずついつい出来なくなってる事にしか目がいかなくなっている。全身に癌が転移している辛い気持ちは勿論当人にしかわからないが、精神的に完全に負けてしまっている気がしてきた。
宣告されてから本人は「どうせ意味ないか」とか「もう遅いしな」とか投げやりな言葉とネガティブな発言が多かった気がする。
癌と本当に向き合っているのか?逃げてるだけなのでは?と考えてしまうようにもなる。
これからの時間なんでもいいので何か小さな目標を定めて、何を達成させたら気分が良いか、楽しいか、嬉しいか?そういう観点で時間を過ごした方が精神的にも健全な状態でいられるのでは?
病人だから家にいた方が安心なのは当然なのだろうけど、本当にこのままではもったいない気がしてきた。自然に囲まれた山々を見るだけでも気分は違うだろう。
長々とすいません。
自分の父親と似た境遇でした。
膵臓ガンで、発見時すでに手術不可。
余命6ヶ月の宣告。
山が趣味で芯の強い人でしたので、何でもやれる事はやりたいと、治療法を探して遠方の病院にも通いました。新幹線に乗って、一人病院で頑張る父を見舞いに、名古屋から横浜まで行ったなぁ。その時凄く嬉しかったと父が日記に書いていたというのを、後で母から知らされた事も。
治療の合間にも、家で燻ってるのは嫌いな人だったから、痛みがあって辛いのはお互い覚悟の上で、綺麗な山の麓の温泉に旅に連れ出しました。さすがに山登りには行けませんでしたが、今となっては良い思い出です。
その時の写真が、毎朝私を見守ってくれてます。
結局、いろいろ頑張ったけど1年ちょっと、ポチャっとして、いつも日焼けしていたいた父が最後はガリガリになって亡くなってしまいましたが、前向きにやって良かったと思ってます。もう15年も前の話ですが。
病気にかかった本人と、支える側の人間の想いが一緒にならないといけませんが、何もせずにその時を待つよりは、俺は頑張ったぞ!と思える何かがあったら良いのかと思います。
個人的見解、また長文、お許し下さい。
では、また。
「病気にかかった本人と、支える側の人間の想いが一緒にしないといけませんが、何もせずにその時を待つよりは、俺は頑張ったぞ!と思える何かがあったら良いのかと思います。」
心に響くお言葉です。
恐らく父はもう以前の生活はできない、山に登る事ができないと出来ない病に悩まされているのだと感じます。takayama123さんのおっしゃるように、「俺は頑張ったぞ」と思ってもらえるよう、また自分自身もそう思えるように出来る限りの事をサポートしながらその時を迎えられる事が、お互いの為にもなるので行動を起こしていきます。その為に昨日会社も辞めてきたのだから。再度確認する事ができました。ありがとうございます。
コメント感謝します。
今後とも温かく見守ってもらえると嬉しいです。
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