足慣らし

　来週、ゲストを迎えての塔ノ岳登山。
足慣らしのため、土曜日に西山林道をウオーキングしてきました。
大きな堰堤を見ると、勢い良く水が流れていました。
思わず、ジョギングしてしまいました。
ついでにミズヒ大滝見物もしてきました。
自宅から18km程度の散歩です。

　林道の春の堤見走り出す

Honocaさん添削
　　林道の堤も春か走り出す

つつみ（堤）　み（見）　”五七五の調べは重要”　のようです。
俳句は難しい。

コメント

YUKI-USAGI

RE: 足慣らし
「足慣らしのため、土曜日に西山林道をウオーキングしてきました。
大きな堰堤を見ると、勢い良く水が流れていました。
思わず、ジョギングしてしまいました。」

この情報量を一句17音に盛り込むって相当難しいですね。感動の中心は春の水の勢いにあるので、そこに焦点を絞ったらいいかなあなんて思いつつ、考えてみました。

＜春水の白き力や駆け出さん＞

hadahiro

RE: 足慣らし
YUKI-USAGIさん　こんにちは。
　＜春水の白き力や駆け出さん＞
その時、私が感じた状況として、”春の堤”より”春水（春の水）”の方がより的確の様です。
もしくは、”春川（春の川）”でもよかったかもしれません。
　〈林道の春川釣られ走り出す〉
西山林道の堰堤が大きな物だったので、そっちに目を奪われてしまいました。
釣られてのジョキングは、水の流れを見て感じたことでした。
勉強になりました。
添削、ありがとうございます。

YUKI-USAGI

RE: 足慣らし
わたしのは添削ではなく、同じ情景を新たな句として詠んだものでした。「釣られて」という因果を示したいならどうすればいいかなと考えて、もう２句。
＜春水のまばゆさに吾走りをり＞
＜駆け足を誘ふ春の水しぶき＞

hadahiroさんの新しい句は、
・「春川（に）釣られ」を意図しての「春川釣られ」ですが、省略のしすぎで、予備知識がないと「春川 （が）釣られ」という擬人法や、川だけに魚釣り？とも読めて解釈が混乱する
・一方、俳句では"動詞の省略"ということが言われますが、「釣られ走り出す」と動詞が多いため説明的、散文的になっている
という点を解消するよう推敲されるとより良くなると思います

hadahiro

RE: 足慣らし
YUKI-USAGI さん　こんばんは。
「釣られ走り出す」と動詞が多いため説明的、散文的になっている。
度々のご指摘、ありがとうございます。
17語に思いを込める俳句、説明的で味気ない句になってしまいました。

　春の川負けじと我も走り出す　
　春水や遊歩の我の尻叩く　
　春水や鈍足我の背中押す

こんな感じです。