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ジジイの単独で技術レベルも高くないので、赤城山と谷川岳(天神平尾根)くらいしか行きません。ほぼ全てスノーシューです。特に赤城の大タルミからのショートカットと小黒檜山はスノーシューが必須です。(自己責任ルートです、念のため。)面倒なので登りも下りもスノーシューです。
ところが、今シーズンの暖冬で、3月まで雪山遊びができるかどうか?早めにいつもの低山に切り替えと思ってます。とは云え残雪も心配です。さすがにスノーシューを持って行くのも面倒です。一昨年の3月末に(2月に2回大雪があった年です。) 秩父の熊倉山から酉谷小屋に行くのに、軽アイゼンしか持って行かずに予想外の残雪にてこずり、酉谷山目前で日没となりあえなくビバークする羽目になりました。そんな理由で必要であるが使うか判らない道具にお金を掛けたくないので、これにしました。
実際の使用感は予想外の使いやすさです。サイズは大ですがスノーシューで慣れているので幅は気になりません。長さは短いだけ取り回しは楽です。浮力はさすがにスノーシューに劣りますが、深雪では足の抜きやすさは格段に楽です。圧雪の路面は木がたわむのでショックが直接伝わりません。先達の知恵の塊、中々のすぐれものです。私の場合アイゼンとの併用もないのでサイズは中でも良かったと思います。私のスノーシューは安い時期に入手しましたがそれでもかんじきの5倍です、コストトパフォーマンスを考えれば完全にかんじきに軍配が上がります。手入れして大事に使います。
余談ですが、尻皮使ってます。ジジイが尻皮・かんじきでマタギっぽくなってます。決して受け狙いではないのですが…。笠・みの・マキリ包丁は絶対買いません、よく新聞広告に現代の名工何々誰兵衛作マタギマキリ限定○○本などとありますが、動物を解体する訳でもないし、山で使うとは思えない、誰が買うんだろ?