誤字ではありません。高齢者の交通事故の話でもありません。長いです。
私は予備軍ですが、20〜30年前なら完全にリタイアの年齢です。
会社の部署内では最高齢、周りは私の子供達の年齢です。多分周りは
頑固ジジイと思っているでしょう。自分では若い頃に比べて責任感は
強くなっていると思います。(人間的には成長はしていませんし、未だ
遊びたい盛りで考えるのは山の事ばかり。)
それなりの経験もあるので、客や若い同僚からの依頼も多少無理しても
応じています。ただ、余りにもリスクの大きい場合、利益にならない事は、
その場で拒絶します。守れもしない約束はしません。周りがした約束でも
会社としての約束なので無理しでも守ります。上司の依頼も同じです。
子供も独り立ちし、今後の出世もありません。周りに媚びずに済むので
言えるのだと思います。人それぞれ立場や事情が異なるので、他人がする
事を非難する気もありません。
長い前段が終わり、ここからが本題です。山は単独と連れがいるのと半々
です。連れは通常若い人が多いのですが、年に数回一回り上のジジイと
行きます。このジジイを老人Aとします。もう一人私、私と行きたがる
老人Bがいます。二人とも同い年です。
老人A 海外在住で、一人者です。春と夏に1ケ月ずつ帰国します。身
勝手で無礼な事を平気で口にするジジイです。煙たがれて、相手にする
人はいません。私に山へ連れて行けと頼みます。私の時間をこのジジイの
為に使うのが嫌でした。ただ、私と同じペースで歩き、疲れたとか不平
を言いません。また、自然にも感動しています。慣れて来て判ったのは、
人付き合いが下手できっかけがつかめずに無礼な事を言うのです。(小
学生の男子が、好きな女子に意地悪するのと同レベルです。)今では、会
話を楽しみながら歩いています。
老人B 常識人です。若い頃には北アルプルも行ったそうです。2回ほど
同行しました。1回目ヘロヘロ、2回目を誘いましたが理由を付けて延期と
なり、結局1年以上空け、ジジイの完全リタイアが決まった頃でした。今
度は、更にゆるいコースでしたがダウン。日常の運動を薦めましたが、
返って来た答えが「毎日30分散歩をしているから大丈夫。」でした。同
世代の人を「おじさん、おばさん」、自分より上の世代を「お年寄り」と
呼びます。自分の老いを認めません、頑固なのです。
その後老人Bは周りの知人に、私が山に誘ってくれないと言っている
そうです。依頼ならまだしも、絶対に誘いません。私の時間に、私の
行きたい所に、私の金で行ってます。同行できる体力があれば誘います。
話がしたいなら酒でもご一緒します。山はあなた自身が、今のあなたが
過去のあなたではない事を認めてからね
老いは誰しも避けられません。状況も人様々です、過去の自分と切り離し
て、今後をどう向き合うかだと思います。私はまだ少し時間があるので、
山を歩きながら先を考えます。オット、考え事して逆方向へ歩いてました。
初めまして、自分も去年職場関係の人達と山に行った際に近い?出来事がありました。
自分も、自身の時間とお金を自分の為に使おうと改めて感じた次第です。
やはり、自分自身が楽しめない山行は良くないですよね。
それでは失礼致します。
KaRzUさん初めまして
おっしゃる通り、楽しむ為に山に行くのですよね。計画を立てたり、
荷造りしたりと準備から楽しめるのに、体力造りもせずに行けば、
ただつらいだけだと思います。
老いることにより解放されることも多々あります。子育て・仕事での
責任・見栄をはる事等。折角だから、山とともに忍び寄る老いも楽しみ
たいと思います。そして少しずつ減って行く時間を自分の為に大事に
使って行きます。
コメントありがとうございました。
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