白樺派理想的教育と実践主義教育の対立・・・白樺派って文学の話だと思っていたが、教育に絡んでくるとは・・・
遭難から捜索・救助に至る文章は壮絶につきる。
そして建立されたのは「遭難慰霊碑」ではなく「遭難記念碑」という事実。この部分には考えさせられるものがあった。
本文の後には80ページ近い「取材記」が掲載されている。新田氏が綿密に取材した記録が丹念に描かれている。小説で有りながらノンフィクションに近い感想をもった。
木曽駒には3回ほど登ったが、この小説の舞台となった稜線を通るルートは歩いたことがない。機会があれば記念碑を訪ねてみたい。なお現在でも学校行事としてこの集団登山は続けられているそうである。
おはようございます、ocelot7さん!
昔は新田次郎作品をむさぼり読みました。
この小説もそのひとつ。
少し前30年ほどの時を経て読み返しました。
暴風雨の音が聞こえてきそうな筆致・・・。
いまだ木曽駒ケ岳には登ったことはないですが、
一度は登ってみたいなあ。
こんにちは、katatumuriさん。
こちらも「孤高の人」をはじめ手当たり次第に読みました。迫力のある文書で、その場の雰囲気までが伝わるようですね。
少しだけ拝見しました。精力的に歩いておられますね。うらやましいです。こちらはちょっとサボってまして・・・
木曽駒も千畳敷は観光地化してますが、空木方面への縦走は素晴らしかったですよ。是非!
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