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毎日が苦しくて、今の自分がとても嫌で再び始めた山登り。
5月終わりから今日まで毎週、精一杯の登山をしてきた。
毎週かかさず登り、連続16週になった。
体重はもうこれ以上落ちないくらいに落ちた。
もともとそこまで太っていなかったが、5月から初めて7月までに10キロ落ちた。
体脂肪率は5%以下で体重計ではもう正確には測れない。
これ以上体重が落ちるのは体にとって危険なので、山に登るために敢えてたくさん食べるようにもした。
毎週登っていたから痩せただけではなく、体に無駄なところは無くなり引き締まった。
10年以上前の学生の頃よりも体力はあると思う。
ここまでやって初めて気づいた。
体を鍛えることで、心は鍛えられたのか?
確かに頑張った。でも、苦しさに耐えるために山に行っていた。
体が鍛えあがって初めて気が付いた。
体を鍛えること。登山をすることで精神的に強くなる訳ではない。
どれだけ無理して毎週山に登り、連続登山記録を重ねても、きっとそんな形だけのものは意味はないんだろう。
自分の未熟さを鍛えることは難しい。
体を鍛えることで初めて自分の未熟さが取り残されていることに気が付いた。
体を鍛えて、どこかで、こんなに頑張っているんだからと満足していた。
①体を鍛えること=心も鍛えられる は違う。
②体を鍛えることで心も鍛えられた はあると思う。
この違い。私の場合は、こうだと思う。
今までの私は①だ。
毎日の苦しさに、山で心身の全てのエネルギーを集中させることで、生きることに耐えていた。
でも、心を鍛えるには②にしないといけない。
頑張って今を耐えるんじゃない。
頑張って自分を変わろうとすること。
山は登るときの考え方ひとつで、楽しい山登り、修行の山登り、苦行の山登り、トレーニングの山登りと実に様々な結果となる。
山を登る理由は人それぞれ。
私の場合は、どうやったら自分が変われるか。心が鍛えられるか。
上手く表現することが難しいけれど、敢えて言葉にすると心の登山だろう。
これからはそんなことを考えながら山に登ろうと思う。
山で癒してください。
登りながらご自分の心の声に耳を傾けてください。
コメントいただきありがとうございます。
心を鍛えない、山で癒す。私には全く無かった考え方です。
貴重なアドバイスをありがとうございました。
登りながら心に耳を傾けてみます。
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