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(左から) 乗鞍岳不消ヶ池とコロナ観測所 / 芦ノ湖と富士山 / 房総半島最南端・野島崎灯台より望む太平洋
６月２１日(土)
この週末は予報も悪いし、遠征は控える。
しかし年寄りは運動を休むと光速で筋肉が衰える。そこで地元の筑波山で（気休めの）トレーニングをとなる。
登山は全くの初級だが、筑波山だけは過去６０回以上登っているので、まぁ上級者と言っても許されそう。
その私が筑波山で敗退した。その顛末は・・
同じ山ばかり行ってると、いろいろ手を変え品を変えして登らないと退屈する。
そこで、今日は前から温めていた「筑波山すそ野１周」を実行しようと思った。単独峰の筑波山なら可能なはず。すそ野をぐるっと３６０° 周回するとどうなるんだろう。何キロあって何時間かかるのか。
登頂はもちろんしない。こんな曇天ではどうせ登る気もしないので、こういった実験をするのにはうってつけの日だ。日が長いのも助かる。
地図を使って測ったところ、ざっくりジャパンで１７Ｋｍだった（オヤジギャグだなぁ 汗）。時間は６時間〜最大７時間といったところか。
さて、本番。人の少ない薬王院をスタート地点にとる。最初の２０分強だけ登山らしい登りになるが、あとは主に林道をダダ歩き。
本来の意味で、すそ野（というか外周）を歩くとなると、車の多い一般道だらけになって楽しくないし、危険だし、距離も２５〜３０Ｋmになる。
なので、少しズルして、中腹寄りの林道を主体にした。
途中までは順調で、こりゃ５時間で行けるかも、と思っていた。ところが、林道から「つつじが丘」に抜ける登山道の途中で完璧にルートロス。
こっちじゃないあっちじゃないともがいてるうちに、どんどん深みに。
「最初に迷った分岐まで戻ろう」を合い言葉に（って自分だけでだが）頑張ったが、如何せん道なき道なので、それも叶わず。
藪漕ぎ・渡渉・アップダウンを繰り返すこと１時間。しまいには同じ所を複数回歩き、「またここに出たわ」。
スマホのコンパスやＧＰＳ機能も使ったが、それでもダメ。結局あきらめて、とりあえず、最寄りの一般道に出た。
そこからだと、かなり遠回りになるのだが、迷った地点まで行くことができる。
あんまり悔しいので、どこでどう間違えたのか、この目で確認しないことには気が済まなかった。もう「すそ野１周」は今日はいいや、とにかくその分岐まで行ってそれだけ調べたら帰ろう。近いうちにリベンジの機会を作り、完璧に歩いてやろう、と。
迷った地点まで行ってみると、沢を渡る手前の大きな岩で、その岩の上を踏んで右に行くか、岩の下を巻いて左に行くかの違いだった。下が正解だったのを、本能的に上に行ってしまっていた。
よく見ると、沢の向こう岸に標識が立っているではないか。確かに小さな標識なのだが、その標識に目ざとく気付いていれば、どうってことはなかったのだ。
ＰＳ：なんだかんだで、１周したのと同じぐらいの距離は歩いたかもしれない。トレーニングとしては十分だった。
【教訓】
・何度も行ってる山でも初めてのコースは、全く別の山と思って下調べすること。
・迷い点では、冷静に周囲の状況を確認すること。
・右行くか左行くかとなって、例えば右に行って「あれ？」となった時はどんどん先に行かず、早い段階で分岐に戻ること（深みにはまるから）。
・登山道は登りばかりと思うな。
おはようございます
全く、おっしゃる通りかと思います。
道迷い、自分も経験あります。やっぱり少し余裕のある低山、そして何回も行ったことやる山、自分の場合�犖轍貉峪魁匹任�
何といっても、�猝造辰燭藐気北瓩襦�
�犹格發�”やっぱり奥が深いです
akagera 様
コメントありがとうございます。
そうですね、山は本当に奥が深いです。山行のたびに必ず何かしら発見や勉強があります。
だから面白いとも言えますが、事故や遭難だけは避けたいですね。
筑波山以外の山はまだいくらも登っていない私がエラそうなこと言えないのですが、山の失敗の原因は、
1)甘くみること（天候や地形含め）
2)準備不足・下調べ不足
3)勝手な思い込み
かと思います（結局これらは全部関連し合っていますが）。
お互い、事故のない楽しい山行をして参りましょう。
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