続 野鳥ケリの話 38

　今日も梅雨は何処へ行ったのか、また真夏日となりました。朝から散髪に行き髪を短めにカットしてもらい、スッキリしました。出かけたついでに買い物をして、家の近くまで戻ってくるとケリの鳴き声が聞こえます。ケリの雛が無事に育って巣立ちするまで、まだ当分お付き合いが続きそうです。
　今日はムクドリが何度か訪れましたが、大きな騒動にならず比較的に穏やかな日となりました。しかし、ケリの親鳥は雛たちから目を離すことが出来ないので、ゆっくりと休養をとることも出来ません！　ところが見張り中偶然に、無いものと思っていた木陰を見つけてしばらく涼むことが出来ました。雛が他へ移動するまでの間、ほんの少しの休養でした。
　このような暑い日でも、雛たちは疲れると親鳥に駆け寄りスキンシップを求めます。親鳥は翼の下に雛を抱き寄せてしゃがみ込み、抱卵体勢をとりました。雛たちは、約7〜8分から１５分程度スキンシップをとると親鳥の翼から飛び出し、また元気に動き回りました。
　「親鳥は、大変です！　今日も、日が暮れました。　また、明日！」。