続 野鳥ケリの話 46

　深夜の午前1時頃、けたたましいケリの鳴き声で目覚めました。止むことなく続くので、窓を開けて畑を見てみました。鳴き声は聞こえますが、暗くて何処にいるのか見つける事は出来ません！　しばらくすると静かになったので、ケリ・ファミリーの無事を祈って窓辺を離れ,,眠る事にしました。
　朝5時に目覚めました。明るくなった畑を探すと、抱卵体勢をとっている親鳥を見つける事が出来ました。無事に夜を過ごしたようです。
　今日は朝から農作業があり、雛を守ろうとする親鳥のボルテージは高くなり、耳栓をしたい程でした。畑の地主さんも、その点はご存じです。なるべく刺激しない様に作業を進め、早めに引き上げてくださいました。
　それで、「やっと落ち着いた！」と思っていたら、予想外に訪問者が多く、ケリPapa とケリMama が何度もスクランブル発進を繰り返す、大変賑やかな一日となりました。
　午後6時半、まだケリの鳴き声が聞こえます。「今夜は、お手柔らかに！」お願いします。