続 野鳥ケリの話 52

　今日は不思議なほどに、裏の畑からケリの鳴き声が聞こえません！　時折り鳴き声が聞こえると、「どうしたのかなあ？」と窓から身を乗り出して探してみますが、見つけられません。目の届かない場所に、移動していたようです。
　午後になると近くまで戻ってきたので、親鳥と雛の姿を見ることが出来ました。強い日差しの下でも、雛達は餌探しに動き回ります。たまには、水場や日陰で休養をとりますが、見守る親鳥は炎天下でも、気を抜くことなく立ったままです。「感心させられました！」。しかし見ていると、親鳥はペアを組んでおり、見張り役の交代を繰り返していました。
　今日は余り顔を見せなかったので、雛達の写真が多く撮れませんでした。「明日は、たくさん顔を見せてください！」。