「10年に一度の大寒波」と言われた今回の寒波は多少緩くはなりましたが、まだ来週にかけて続きそうです。地球の温暖化問題に比例して、5月から秋にかけては、豪雨・暴風・台風による風水害の回数や規模が大きくなり、冬は、今まで降っても被害など考えられなかった南九州・四国・山陽・南紀地方まで、影響を与えるようになりました。私たちの住む滋賀県は、北部が若狭湾から伊勢湾に抜ける季節風の通り道になっており、琵琶湖の西岸と東岸を結ぶ琵琶湖大橋を境に、気象が大きく異なります。今回は琵琶湖大橋南部の比較的温暖な地域で、降雪被害が出ました。ひとつは、新名神高速道路の長時間に渉る大渋滞。二つ目は、お隣り京都市山科区のJR山科駅付近で発生した、東海道本線（琵琶湖線）の電動ポイント分岐部数か所で雪が挟まって動作不能となり、関連する信号装置が働かなくなった件です。この為に近くを走行中の列車が影響を受け、駅に入れなかった6列車程が線路の途中で停まりました。時間は夕方のラッシュ時で、どの列車も車内は混んでいたようです。「安全で迅速な救護策は採られず！。最長、10時間近くも乗客が車内に閉じ込められたまま！。」という事態が起こってしまいました。この間、立ったままの方もいたようです。お腹がすきます。のどが渇きます。眠たくなります。トイレに行きたくなります。この長い時間を、どのように耐えられたのでしょうか？。・・・翌朝、自宅近くの数か所で積雪を測ってみましたが、多い所で、12�兪宛紂�少ない所では、８�兪宛紊任靴拭９濱禪紊療犒襪�被害を大きくしたと思われます。・・・しかし、大阪〜京都間を並行して走る、阪急・京都線や京阪本線。京都〜大津間を走る、京阪京津線は多少の影響をうけたものの積雪対策が出来ており、判断も早く最終列車まで運転しました。・・・・・JR西日本では、この事態を重視し、適切な改善策を考えるようですが、…沿線住民としては、被害が想定されるときは空振りになってもいい、素早い予防対策を期待したい！。
私達も気象警報が出ているようなときは、出来るだけ外出は避けるべきですが、どうしても出かけなければならない時、マイカーには、非常事態に備えて、タイヤチェーン、スコップ、雪かき棒、ロープ、長靴、防水手袋等の冬用装備の他、最低「飲料水２〜３ℓ、日持ちする携帯食、携帯トイレ、懐中電灯（LEDランタン）、毛布、保温シート、濡れティシュー、消毒用ジェル」等を積み込みましょう。
列車やバスで長距離移動する時は、バッグにぺットボトルや携帯食を入れて携行し、異常事態に備えましょう。皆さんも登山時に、歩きながら携行食を採られた事があると思います。あの有名な登山家、田中陽希さんは米菓子「柿の種」をペットボトルに詰め替えて、移動中に食されています。汗をかき疲れた体に、即！タンパク質と塩分が補給されて、エネルギーとなる。そして身近にある便利な食べ物です。私は移動中にお腹が空くと、ナッツ類を食べていました。
「備えあれば憂いなしです！」。何が起こるか！、予測不能の時代になりました！。心の準備と備えをして、出かけましょう！。
今日は納豆に、「きざみ青じそ」を載せてみました。青じその風味が納豆に拡がって、新鮮な味わいでした。
写真 （左）非常用携帯品 水、塩分チャージタブレット。 （中）今日、家にあった携行食となる物。ビスケット、グミ、菓子、チョコレート。 （右）納豆に、「きざみ青じそ」を載せてみました。
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