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で、本作の主人公である神官書紀。建設途中のピラミッド建設途中不慮の事故で亡くなり、死者の審判の最中に何故か自身の心臓が切り取られており、審判が行えないことを伝えられる。切り取られた心臓を取り戻すために与えられた日数はわずかに3日間。現世に甦った主人公はちょうど先王の葬送の儀の最中であった。と言うのがプロローグ。詳しい物語は、興味のある方に読んて頂く事にして、古代エジプトにおいては神官書紀は男性の仕事なのだそうだ。キリスト教も神父などと言ってるからそういうものなのだろう。で、端折りますが主人公の生前の罪と本音はなにか?て言うのが話しのまとめ。
古代エジプトを題材にしたミステリーはあまり聞いたことがない。時代は多神教のエジプトがある時期だけ太陽神のみの崇拝を強要された時代。ツタンカーメン辺りです。この本は、物語の途中からは一気に読めた作品でした。ちなみに2024年の『このミステリーはすごい』の大賞作。
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