1日目 羽田空港から南紀白浜レンターカーで海岸周りで熊野那智大社へ
これぞ熊野古道、平成から一気に平安の道、大門坂の石段を登って那智大社青岸渡寺へここから見る那智の滝も圧巻自然そのものがご神体らしい。
2日目 熊野本宮へレンターカーをデポ。ここからバスに乗って中辺路の発心門王子へ向かう。ここから熊野本宮をめざして歩く。バスは満員立乗りで20分。発心門王子から約3時間いにしえ道を歩く新緑に心洗われ草花が目に優しい。伏拝王子へここから見える大斎原はかって本宮があった所、巡礼たちが初めて見る大鳥居に涙し伏して拝んだという。そして熊野本宮へ。古道歩きの人ばかりではなく直接参拝のひともありにぎわっていた。二礼二拍手一礼して休む間もなく、白浜へ直行、さあ今度は二つ目の目的であるとれとれの魚介を食べに行く、空腹を満たす食材に満足、満足。
そして三つ目の目的である白浜の海岸へ、白浜の由縁たる白砂を触わると砂時計のきめ細かさであった。なんと日本で2番目の白さとのこと。
そこから見る陽光は赤橙色となって引く波と水平線の向こうに消えて行った。
3日目 再び白浜へ荒波寄せる男性的な三段壁を見学、刑事ドラマの最終シーンに使われるロケ地風な場所に観光客も感嘆していた。
かくして駆け足の熊野古道の旅は終わり再び70人乗り飛行機で東京の雑踏の中に飛び込んで行った。いつか間にか夢見心にオオミネレンゲの咲く大峯奥掛け道を吉野から歩き、また中辺路の滝尻王子から牛馬童子を経て、古道を尋ねる歳老人(としおいびと)を自分と重ねていた。’15-5-24−26
麗嶺
参考転載↓
http://www.tb-kumano.jp/kumanokodo/sanzan/#kumanosanzan
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する