鉄道の軌間サイズと政治
(こういう考えもあるよ程度の話です)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8C%E9%96%93%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
その昔私が学生時代にソ連やワルシャワ条約機構は消滅しました。
東側は怖いというイメージがありました。
今回のロシアの狙いは,ロシアと同じ軌間サイズのエリアを回復したいと
いう狙いがあるのではと思います。ウクライナ・モルドバ・バルト3国ですね。
ワルシャワ条約機構の国々(ロシアに属国化された国)は,実は西側と同じ軌間
サイズなのです。だからオリエント急行とかが運航で来てた訳
ロシアの肩を持つわけではありませんが,ロシア側からすると先のエリアは
自国の固有領土?(影響範囲)であるという認識もあるわけです。
かわいそうなのはフィンランドですけどね。
(フィンランドは西側とは鉄道システムは全く連携なし道路網のみ)
ルーマニアからモルドバを通過しウクライナを旅行しハンガリーに戻ったこと
が数年前にあります。
正直西側に転向したルーマニアの発展は目覚ましく。元から西側(パプスブルク家)の一員で戦後仕方なく東側だったハンガリーに比較したらかなりのどかな国でした。
(私の得意なレンタカー”キリル文字は読むのが大変”は使えなかったので僻地は
回っていない)
私がウクライナを訪問したときは,オデッサ‐キエフの夜行とキエフ近郊線
キエフからリビネ(愛のトンネル)ーリビウーCOMORO(ハンガリー)でした。
この国境は,ウクライナーハンガリーースロバキアとの接合点でもあります。
The農業国という感じでしたが,人は優しく食事は美味でした。
軌間サイズが違うということは、直通列車があっても(大型門型クレーンで
車体を持ち上げて台車を外して別な台車へ乗せ換えをすべての車両で行うか
ら6時間近く運転停車してます)通過に時間がかかります。普通は国境1駅だけの
国際普通列車を1日数本運行させますけど。最近はバスのほうが便利ですね。
ココが重要で,わざと軌間サイズを変えているのです。所説ありますけど。
(相互に侵略しにくくするために・・・・昔は道路が貧弱だったからね)
いまでも戦車などを鉄道で輸送するのは普通の作業です。
戦争と鉄道は,鉄道ができた当初からの因縁?なので18世紀以降の国際情勢
を観察するには案外いいベースだと思います。
ウクライナは海とのリンクはなくせないからオデッサは激しく抵抗しそうですね。
ポチョムキンの階段とか素敵な街でしたけど。
ウクライナでお世話になった少年は元気だろうか?
早くウクライナに和平が来ますように。
ウクライナ頑張れ!!