遭難には型があります。
今回四ツ岳では2回の失敗を犯しました。
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⓵間違えに気が付いて登り返さなかった。
�⊂�さな滝にちょびっと滑落した。（スキーは外し3点支持でも落ちた）
一応山歴は四半世紀越してますしそれなりに危険も体験してたので
落ち着いて処理した
つ・も・り
このつもりは曲者です。反省点は基本迷ったら原理原則通り登り返し
これは大事です。
さて，遭難。これは自分で自力下山できない状態とすれば私の場合は
重大ヒヤリハット程度。多分死ぬことはなかったでしょう。
厳密には遭難ではなくちょっとミスって自分でリカバーできた状態。
（これでも失敗です）
冬季に山で死ぬケースは主に3つ
⓵低体温症（悪天には登らない/荒れたらビバーク）
��滑落死（適切な道具を使用する）
�Ｃ眤�死（これはＢＣでは根本的に解決できない。エアバックは緩和処置）
私の場合は、�△硫椎柔�は少しありましたが落差10ｍがＭＡＸ
のエリアだったので運よく（ここ大事）自力下山できました。
私の結論ですが，死亡事故は上記3つの状況に陥らない工夫が大切だと思います。
逆説的に言えば,上記3要素の失敗はたった1度の一瞬で死神様の一撃を食らいます。
また、私のように小さな失敗も2度以上積み重ねて失敗し続ければ確実に
死神様と仲良しになれることは推測されます。
かなり雪山になれた私でもトラブル発生時現地で即断即決し最適な判断を
することはできませんでした。かなり猛省しています。
即断即決よりも少し遠回りでも原理原則のほうが確実に安全で有用です。
お勧めは,失敗したら原理原則に従い出来るだけ通常のルートや行動へ
戻すことです。それがかなわないときは16時前にビバークし（そもそも
一晩程度雪の中で我慢できるのは当たり前）てしまえば・・・
死神さんは悔しがって退散してくれると思います。
つまり失敗の回数よりは,できるだけ死因となる状況に接近しない方が
リスク回避には有用です。
樹林帯で雪の中にもぐって一晩寝ても風邪は引くでしょうが
まあ死にはしません。（最低限スコップは持っていると思いますが・・・）
今回は死神さんから逃れるためにろっ骨をちょっと痛めました。
まあイタイは生きてる証拠なので我慢料金です。
死神さんは悔しがっているかもしれません。
どうせそのみちお世話になるからあと40年は待ってて下さい。
原理原則を忠実に守り安全に末永く雪山で遊びたいと思います。
おしまい
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