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だってユーラシア大陸にインド亜大陸が衝突し今でも隆起してるから。
本来日本もこの様な写真の斜面が見えるはずですが
対策工法(吹付けコンクリートなど)で隠しているのでみれません。
そしてみんな知らないし崩れたら行政のせいになる。
(結構おかしい話)
大学は土木で地学を学び、ゼネコンで道路土工事
を担当していたのでネパールの苦労が見て取れます。
ネパールは、道路のしたからがけ崩れする岩盤上に道をつけざるを得ないのです。だって安全な平面無いですから。
ひゃ〜〜ちょう滑ってますね〜って山ばかり。
そしてその滑り台はいつ動くかわからないチキンレースなのです。
いつ滑るかわからない滑り台の上に道路つくっています。だからモンスーン(雨季)の旅行は日程注意必要です。
ネパールの住民は知っているのか?居ないのかわからないけど。案外滑り面に住居を構えるは避け畑が多いです。そして屋根はあまり重くしていない。(都市は除くカトマンズはパンケーキクラッシュする建て方してます地震が来たらタメルなら神に祈るしかない。)
日本は、死のリスクを隠し過ぎちゃったから見えないんですね。
結構危ない場所に住んでます。人口密集地域だから
仕方ないけれど。。。。
死も岩盤も見えなくするリスクは結構大きいです。
せめて、瓦は軽くして筋交い入れて耐震壁になれば
いいけれど。液状化する場所に家は建てないか?ちゃんとコスト掛けないといけないけど。。。
ハウスメーカー売るだけだしな。
地震は、仕方ないけれど。(金銀や温泉あるのは火山のおかげ)ボチボチ分散してリスク低目の地域に居住しないと予算が足りなくなると思う。
日本は、ネパールみたいに崩れたら仕方ないよね〜。
とはいかないから。
(彼らは不便なのは耐え忍んでいます)
ネパールで岩盤に吹付け工法(アンカーボルトなし)
を見たのは唯一水力発電所の側面で法面勾配は60度以上
日本じゃありえない。
写真1 褶曲面(よく揉まれてますね)
写真2 グズグズになった岩くず(岩盤面です)
写真3 顕著な滑り面(確実に滑ります※)家はない畑
※ いつ滑るかは神に聞いてね。
どんなに対策工法しても駄目なときは駄目です。
トンネル工事で切羽(トンネル先端の掘ってるとこ)
の記録をつけるのは、岩の目を見るためだと坑夫さんから聞きました。岩盤は崩落するものなのです。
日本人が古来住居選定方法をボチボチ見直し必要だと思います。旧家が地盤の良いところに建築されているのは
伝承です。
対策工法のコストとそのリターンは難しい関係です。
山は確実にいつか動くものなので。。。。
自分の世代か将来世代か?これがリスクをとる取らないというお話です。完璧は無いのです。
リスクには、土地利用で回避するが正確だけども。
日本はそうじゃないんだよな。
ちゃんと探せば、日本にも地震水害リスクの超低い土地はあります。明治時代の古い地形図は、過去の土地利用を最も安く知る手がかりです。あえて良し悪しは言いませんけど。
おしまい
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