午後2時46分、東大寺では、鎮魂の鐘が衝かれ、読経が流れていました。
夜はお水取りの行事の一部である大松明が焚かれ、
二月堂の舞台の端から端まで松明の火粉が振り落とされて無病息災を祈ります。
奈良時代から一度も欠かすことのないこの行事。
今年は1261回目だそうです。
今年は大震災の被災者の鎮魂の祈りも込められているように
燃えている火のいろんな表情にいろんな思いが映し出されているように見えます。
夜の暗さに燃え盛る火は美しくもあり、哀しくもありました。
28年前、この松明の火を初めて見た感動とは違って
ひたすら、欠かすことのない行事に歴史とそれを守り維持し続ける人の思いの尊さを感じました。
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