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ただ昔からその人のことを思うと成仏できないというので、拝むのは差し控えている。
遭難碑ではないが今から30年以上前(文章は若いが年食ってるんですよ)高校最後なので部活の写真撮影1人旅に出かけて時のこと、ふと立ち寄った大町山岳博物館(この名前であれかと思った方は流石)当時は木造で油(ワックス)のたちこめる薄暗い部屋の中で見た展示物の中に鋭利な石と切断されたナイロンザイル、そうあの「氷壁」のザイルである。此れには背筋が寒くなる思いがした。
当時最高のナイロンザイルが切れるとは誰も思っていはいなかったらしい。
此れは別の意味で安全の道標だと今では思える。
この話は此れでは終わらなかった、一年ぐらい経った時だ思うが朝、(ズームイン?)この方の身内の方が(大学教授?)実験でナイロンザイルの危険性を実証して無念を晴らしたニュースを放送していたのを思い出し事故から数十年やっと事で辿り着いた、その思いに敬服致していた。
現在の山の安全は亡くなった人とその原因を着きとめて改善してくださった方々の上に成り立っているといっても過言ではない、改善していただいた方々に感謝いたします。
作業現場でも私の仲間や知り合いが6人ばっかり亡くなっている、彼らのお陰で現在安全に作業を進められる、山でなくなった方々と違って労働安全事例集の本に載るのだが、出来れば山でなくなった方々も事故事例集として安全に寄与するようなシステムの構築も必要なのではないかと想います。
探したら当時のパンフレットが出てきたので添付しました、よく有ったな。
はじめまして。
大町山岳博物館行ったことありますよ。
大町駅前の通りを横切って坂を登ったところですよね。
お話のザイルも見ましたし、ヒマラヤの模型や昔の装備など見所満載ですよね。併設の動物園みたいのもカモシカとかがいて楽しいです。
山の遭難事例もまとめて閲覧できると確かに安全につながりますね。現状は雑誌や特定記者の本を読むしかありませんが、遭難者や遺族の協力がないと取材そのものが難しいそうですね。
はじめまして
遭難事例集作成の趣旨が、原因究明による事故再発防止だとしても、事故が重ければ重いほど、遭難者や遺族の協力が欠かせないでしょうし、刑事や民事の責任を争うような場合はなかなか難しそうですね。トムラウシの事故のように、世間の反響が大きくて、関係者が動かざるを得なくなるケースもあるにはありますが。
そこまで重くない、軽微な事故やヒヤリ・ハット(事故「アクシデント」に対して、「インシデント」と言います。)だと、多くの人が経験していて、事例を話すことについてはやぶさかではないと思われますので、ヤマレコで事例欄を作ってもらって各人が投稿するようにすればいいでしょう。
odensobaさんレスありがとうございます。
はじめまして
大町山岳博物館は新しくなってからいかれたのでしょうか?
私の頃は木造の二階建ての暗い展示室でしたが、登山の変遷を見るには最高の施設だと思ったのをおぼえています。
カモシカもいましたね、私の持っているパンフの表紙はカモシカが「ん!」て見ているやつです。
行った事の無い方はぜひ行っていただきたい場所ですね。
先人の苦労や知恵が学べるところですから。
shokunpapaさん始めましてレスありがとうございます。
確かに死亡事故は刑事事件扱いになり難しいかもしれませんね。
警察庁か環境省が事故を起こさないようライブラリを作って公開していただければ一番いいのですが。
リクリエーションでは、仕事と違って必死に安全を確保しようとは思わないだろうし自己責任でってのがスタンスかも知れませんからね、労基のように死んだら大変安全確保の観点はなさそうでしな。
>ヤマレコで事例欄
これは良いですね、早速ヤマレコの意見欄に書いて見たいと思います。
ただプレミアム会員ではないので聞いてくれるか(笑)
御二方、今後ともよろしくお願いいたします。
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