自分の働く業界は外国人が結構多い。
使う単位はポンドやインチだし、資機材もほとんど米国製。業界用語も英語ばかりで他業種からの転職組の自分は入社当初面食らってしまった。
業務も細分化しており、一部作業を専門に行う外国企業も多数存在するため様々な国籍の方とお話する機会に恵まれる。といっても英米企業のアジア支部の方が殆どで、インドネシア、フィリピン、マレーシア、タイ、香港などアジア圏の方が多い。彼らは外国に派遣されてくる専門技術者だけあって高給取りばかり。
最初は「色んな国に行けてすげー!俺もやってみてー!」なんて思ったが、人種差別による命を落としかねない欧米人からの嫌がらせの数々を聞き、実際に生々しい傷跡を見せてもらってからはそんな憧れは消し飛んだ。ニンゲンの命は国によっては安い。
そんな彼らと下手くそな英語でコミュニケーションをとる自分。悲しいかな、片言いんぐりっしゅが限界なのだ。はろー。うぇあゆーふろーむ?
偶に鼻で笑われる。
人種も言葉も、立場も違う僕たちだが仲良くなれる。
同じ現場で働くからでは断じてない。一緒に飯を食ってるからでもない。異人種間で仲良くなる魔法の話題はエッチなことだ。これさえおさえておけば大体おっけー。クリスチャンだろうがムスリムだろうが下品な話は大体盛り上がる。自分たち肉体労働系の人はほとんどが喫煙者。そして喫煙所で話す内容は飲む、打つ、買う。これは外国でも変わらないようだ。
1日掛かりのチャリティ番組のタイトルに愛は地球を救うと書いてあったけどエッチなことは地球を救うと思い始めた。というか思ってる。
あと、日本滞在中だけは宗教戒律が緩くなる人が多すぎる。美味しい豚骨ラーメンの店を聞きに来るマレーシア人(スンニ派)、スケベなお店を聞きに来るフィリピン人(カトリック)などなど…思ったよりちゃんとしてない大人はたくさんいる。
今週一番笑ったのは「くっそいい匂いだろ!もう匂いだけで腹減ってきた!これが俺の昼飯だぜ!」と湯切り前にソースを投入してしまったペヤングを見せつけてきたインドネシア人。
学生諸君、大人なんてこんなもんです。
疲れた社会人、頑張らないで程よくやっていこー。
14連勤も中間の7日が終わった。ゆるゆる乗り切るぜ…
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