![]() |
![]() |
![]() |
茨城の筑波、東京の奥多摩、神奈川県の丹沢と巡ってきたので今回は日光方面にしようと決めていた。他の方の山行記録を見てルートを考えた。
登山口付近からいきなりキツい。岩場の段差は大きく、土は泥濘んで、苔むした岩に足を乗せると滑りやすい。何度か足をとられている方を見かけた。弥陀ヶ池から山頂までの道程も急峻。元々グローブを嵌めていたので手で身体を保持しやすく、ハードだが楽しく挑戦することができた。
白根山から五色沼までは山頂で出会った方とお喋りしながら下山。挨拶と情報交換以外で山の中で人と語らいながら歩くのは初めて。浮かれてずっとこちらが話してしまった。すみません。
五色沼から前白根山の道は人がほとんど通らないのか踏み跡が僅かで、岩の表面には腐葉土と苔が堆積していたのでよく滑りそうになった。
前白根山から五色山までは今回のルートで一番楽だったかもしれない。踏み跡はしっかりしていて迷うことはなかった。
五色山から金峰山は人の背丈ほどある笹藪、泥濘、獣道と交差する山道も相まって何度かルートを外れてしまいそうになった。冷静に考えれば山肌に出ることが分かるはずだが、疲労したニンゲンは楽そうな、しっかりしていそうな踏み跡を辿ろうとしてしまうので危なかった。金峰山でもご夫婦とお喋り。また浮かれてこちらが話し過ぎてしまった。
金峰山から駐車場までのルートも頂上から中腹にかけて背の高い笹藪があり半袖では危ない。長袖推奨。泥濘んだ粘土質の足元も見えづらいので滑った跡が多数。中腹から麓にかけても倒木が多数あり、梯子が架かった危険な箇所もあって一大アドベンチャーの気分になった。全体を通して気温が低めのため長袖や半袖とパーカーなどの装備が良いと思う。
今回、岩場を登攀する経験ができたことはとてもよかった。これくらいハードでないと疲労が溜まらない。ずっとワクワクドキドキしっぱなしのアトラクションのような山。それぞれの池もきれいで家族に見せたくていつもより写真をとった。
人と山を歩くのも楽しい。いつかサークルとかツアーに参加してみたいと強く思う経験ができた。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する