人生3度目の沢登り
1回めは1月。水のない大山川
2回めは5/8。水のある葛葉川。2人に引率してもらった。
今回はちょっとかってが違うのだ。
行く沢が指定され、車の移動は丸ちゃんが。
駐車したところから三国峠までを初心者2人でやりきる、丸ちゃんは後からついていく、質問は受け付けない というものだった。
沢の本を買い、ネットで検索し印刷、2万5千の地図も拡大し情報収集に力を入れた。
沢用のロープも購入。8�弌�30m（サービスで40ｍにしてくれたらしい）。
一番の不安はセカンドビレー。
矢沢林道歩きは楽しかった。
いままで「奥多摩＝杉林」というイメージしかなかった。
ところがどうだ。この緑。避暑地のようだ。
とても気持ちのいい道、気持ちのいいせせらぎ。鳥の鳴き声。
結構歩いたところで、赤いビニールテープを発見。
よかった。入渓点に到着。身支度を整え、サンドイッチをパクつき、いざ
水、冷た〜い。
ここ数日雨降ってたもんな〜。
覚悟を決めて、ガッツリ浸かってしまおう！
文ちゃんが先頭を歩き、その後ろをヨタヨタついていく。
滝の前に来ると どのルートで登ろうかと相談し 一人ずつ登っていく
ＣＳでは、丸ちゃん登場。
登り方をレクチャーしてくれた。右横向きにザックごと体をいれ手を前後に突っ張って体をあげていく。
が、手が短いのか前後に突っ張れる感じがしない
結局 真逆に左横を向き体を持ち上げた。ま、結果オーライかな？
もうこのときすでに袖口からも滝の水が流れ込み、全身ぐっしょり。
その後いくつも滝に出る。
左が階段状になっている滝を左から登ろうと相談していると、「ブブーっツ、そこは右から。クラック登りがちゃんと出来ないんだから そんなとこ行ったら落ちるぞ」と…。
クラックなことも全然気付いていなかった…。ちょっと凹む。
ところどころ、そんなアドバイスを受けながら、順調に進んで行った。
チョックウッドの滝で初めてにして唯一のロープを使用。
丸ちゃんはフリーソロで登り、文ちゃんがリードで登る。リーチの長い文ちゃんは幸せのガバに簡単に手が届いたようでシュタシュタ登っていく。2段目では気が緩んだらしく、ちょっと落下。が、すぐ持ち直しビレーの準備をする。
どのくらい待ったのだろう？
水に浸からないようにしながらひたすら待つが日も当たらず震えが来る。
ようやく、「ＯＫ」が出た。一旦滝つぼに腰上まで浸かり、ガバを探る。
が、ない… しかも手が凍りつきそうに冷たく痛い…。
足を滑らせて どうしよう…と思っていると、ロープが引かれる。
あ、ガバ。がぜん元気になり木につかまり乗り越えた。
なんだか すごい達成感。でも寒い。さっさと歩き始めよう。
分岐を間違えるわけには行かないので、分岐の度に遡行図と照らし合わせた。
その甲斐あって、三国峠に到着。
一人のハイカーと挨拶。そのハイカーもその場からいなくなった。
さ〜、着替えるぞ。
全身ずぶ濡れになったので、キャミワンピを着て下着も全部交換することにした。が、下着をはずしたところでガヤガヤ声が…。
なんと3方向から20人くらいがぞろぞろやってきた。しかもそこで立ち話を始めてしまい、背中丸出しのままじっと耐えるハメに…。
サッサと行ってくれよ〜
ようやく人がいなくなり着替えも終わり、生藤山山頂でランチ。小さい山頂だった。
そして仕事道で下山。
いらくさもまだ育っていなく、そして大して暑くなく、快適に下山できた。
本当に楽しい休日だったし、奥多摩が大好きになった
9:36入渓
12:47三国峠到着
〆は、いくどん高尾京王店 →カラオケ。
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