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ここには書けない他のラベル(レッテル)もたくさん抱えており、それらは私の意識、思考、行動に大きな影響を与えてきました。例えば、「社会のお荷物ではないことや勉強ができることを証明したい」という強い思いから、海外の大学で数学修士やMBAを修了し、社会課題を解決する事業を展開するSOPHOLAという会社を立ち上げた部分もあると感じています。
そして、この1年趣味として取り組んでいる登山は、「体力のない子」というラベル(レッテル)に対する自分なりの挑戦でもあります。登山家の野口健さんが「一歩一歩歩みを進めていれば必ずゴール(登頂)できるスポーツ」と評していた言葉が、私にとって非常に大きな意味を持ちました。その日から、私のように「体力のない子」でも、一歩一歩着実に歩みを進めれば、より雄大な景色のある高い山に挑戦できる日が来ると信じてやっています。実際、これまで15kmの歩行距離や累積標高1500mに苦しんでいましたが、地道な練習を重ねた結果、歩行距離22km、累積標高2275mまで伸ばすことができました。
登山は、心の中にあるラベル(レッテル)を意識的に表に出し、それを忌避するのではなく、立ち向かうことで、自分の可能性をさらに広げ、これまで見たことのない「景色」を見ることができるのだと改めて教えてくれました。この記事を読まれている皆さんも、ぜひ同様の挑戦をしていただき、何歳であっても自身の可能性を信じ、広げ続けてみてください。
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