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添付の図に示されているように、登山には「標高」「標高差」「累積標高」という3つのKPIがあります。これらを人や企業の成長や進歩に当てはめると、私たちはしばしば「標高」だけで評価しがちではないでしょうか?例えば、有名大学を卒業することや、大企業のCEOになることが挙げられます。一方で、より繊細な評価方法として「標高差」があります。これは、ある人や企業が出発点から現在の位置までどれだけ進んできたかを評価するものです。たとえば、ユニクロの柳井正氏は、50年前に父親から引き継いだ小さな紳士服店を、今では世界的なブランドに育て上げました。
さらに重要な視点、評価方法として「累積標高」があると感じています。山登りにおいて、私は累積標高と距離を最も重要なKPIとして重視しています。標高が低かったり、標高差が小さかったりする登山もありますが、アップダウンが多いと累積標高は非常に厳しくなることがあります。このように人や企業を評価(相対)することで、その人や企業の本当の実力、価値、深み、そして信頼性をより深く理解できるのではないかと考えています。
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