「自分だけの山」に登る

（2ヶ月ほど前に）1年余り目標にしていた北アルプスに昨日初挑戦してきました。標高2,677mの蝶ヶ岳という北アルプス入門向けの山でしたが、槍ヶ岳もバッチリ見えて圧巻の景色を堪能できました。 中級者向けの登山に移行したのはつい最近ですが、新たな気づきがありました。

より難易度の高い山に登ると、当然ながらものすごい経験値の高い登山家達と出会います。例えば、テント泊をするために40ℓ以上の大きな（重い）登山ザックを背負って、私の倍以上のスピードで山を登っていく人たちに出会ったりします。でも、そういう方々を見て、自分の力のなさを落ち込んだりせず、これまでの自分と比較して今回の自分の登山はどうかを見るように意識しています。

これはビジネスでも一緒ですよね？数年で大型資金調達を実現したり、ものすごい市場評価額をつける企業もいます。しかしながら、目的や目標も異なる企業と比較しても意味がないので、自社のこれまでの歩みと今後の歩みにフォーカスして、「自分だけの山」を登ることを意識することが大切だと感じますね。