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公共交通機関を使って山に登り下山後に林道を延々と歩き、駅やバス停に到着する前に汚れた登山靴を綺麗に洗いたい。しかし沢や水道も無く、適当な小枝を拾って靴底の泥や小石を取り除いた経験は、どなたでも1〜2度は有ると思います。もし汚れた靴のまま車両に乗り込んだり、街中を歩いたら顰蹙モノですし、飲食店等には気が引けて入れませんよね。しかし適当な小枝や代替品が無かったら…
この写真の何の変哲も無い「カニフォーク」はどこの百均ショップでも2本1組で売っており、3種類の大きさの中で一番小さなモノです。私は常に取出しやすいウエストポーチの中に1本入れて持ち歩いています。長さ11.5センチ重さわずか7グラム。この「カニフォーク」を1本持っていれば下山後の靴底にべったり貼り付いた泥や隙間に食い込んだ小石等を結構キレイに取り除く事が出来ます。
これなら1本あたりの単価はわずか54円で済むので、壊れたり紛失しても損失はわずかです(まず壊れる事は有りませんが…)。使い方は見た通りでスプーン状の方でブロックパターンに入り込んだ泥をキレイにこそげ出し、ピック状の方で食い込んだ小石や細いパターン内の泥を簡単に取り外します。又、軽くて細いのでウエストポーチの容量にもまったく影響が有りません。興味のある方は是非お試し下さい。
私は今まで下山後に靴を洗える沢や水道が無い場合は、小さいツールナイフのドライバーを使って靴底の泥や小石を取っていましたが、ビブラム底のパターンにガッチリ強力に食い込んだ小石を取り外す際に、スリップジョイントナイフでは思った様になかなか力が入らず、又、こんな作業で大切なナイフを損傷させたく無い気持ちが強かったので、百均で何か良いものは無いかと探して、ようやくたどり着いたアイテムでした。
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