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【経緯】
１０月３日，久し振りの登山（小仏城山ハイキング）を終え，その夜，居酒屋で一杯飲んだ後，歩行中に突然めまい，激しい動悸，大量の汗をかき，自宅に帰って一晩安静にした。翌日（４日）はやや改善したので，シャワーを浴びたところ，再度，激しい動悸やふらつき，多汗，また，目がチカチカするなどの状態となった。
これにより，タクシーで大学病院に急行し，循環器内科を受診。すぐに処置室に運ばれ，応急処置がとられた。その時点で，脈拍は１分間で２４０程度，低血圧であった。緊急入院となり，集中治療室に入院となった。
病名は，心房粗動（不整脈）。
入院後も脈拍は高く（１分間で１６０程度），不整脈の状態が続いていたので，１０月５日，不整脈による血栓がないかを調べるための食道エコー検査（胃カメラのようなものを口から入れて身体内部を超音波で検査）及び心臓電気ショック（ＡＥＤと同じようなもの）を麻酔下で行った。
その後脈拍は落ち着いたが，担当医から，心房粗動を根治させるためには手術が必要と言われ，手術を受けることにした。
１０月７日午後２時頃，手術を行った。手術（カテーテルアブレーション）は，全身麻酔下で，足の付け根及び首に穴を空けてそこから心臓部までカテーテルを通し，不整脈の精査を行った上で，心房粗動の原因となった心臓の電気信号発生部を熱で破壊（焼灼）するものである。手術は約２時間半で終了した。
その後，経過観察を経て，１０月９日退院。今後は，外来で経過を診ていく。
ネットで調べると
（https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=1528参照。），
登山中の不整脈事例はよくあるようで，山慣れた人ほどリスクが高いとのこと。また，生活習慣の問題が大きいとのことです。私は，これまで，バリエーションルートや夜間登山を始めややきつい山行を行ってきましたが，不整脈を自覚したことはありませんでした。今回，心房粗動を発症したことを重く受け止め，今後の山行のあり方を再検討しようと思います。具体的には，�．螢魯咼蟷楡澆�行っている心肺運動負荷検査（ＣＰＸ）を検討する，��不整脈を抑える薬を持参する，�５濬�要請が容易な山行にするなどです。何よりも生活習慣（飲食，体重，血圧・・・）を改めることでしょう。
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