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・危険 :WBGT 31℃以上「作業は原則中止」
・厳重警戒: 同 28〜31℃「激しい作業中止」
・警戒 : 同 25〜28℃「積極的に休息」
・注意 : 同 21〜35℃「積極的に水分補給」
・ほぼ安全: 同 21℃未満「適宜水分補給」
だそうです。昨年買った、デジタル温度計(写真参照)には、従来からある「温度」「湿度」のほかに、熱中症の危険度の5ランクとWBGT値の表示機能がついていました。気温29℃と30℃なら、単純に30℃のほうが危険と思ってましたが、湿度によってはWBGT値が、つまり危険度が逆転する場合もあります。
左)気温29.0℃/湿度72% → WBGT28℃ → 厳重警戒
中)気温30.2℃/湿度57% → WBGT27℃ → 警戒
右の表から「WBGT28℃=厳重警戒入り」に該当する気温と湿度の組み合わせを拾ってみると
・気温25℃/湿度100%
・気温26℃/湿度90%
・気温27℃/湿度85%
・気温28℃/湿度75%
・気温29℃/湿度70%
・気温30℃/湿度65%
・気温31℃/湿度60%
・気温32℃/湿度50%
・気温33℃/湿度45%
・気温34℃/湿度40%
という具合でした。湿度がかなり大きな影響を占めており、そっちに引っ張られるため同じ危険度でも、10℃近く気温の幅があるとは驚きですね。
普通のエアコンって、目標の温度しか設定できないし、それと部屋の気温しか気にしてませんでしたが、本来いずれもWBGT値を気にすべきなのでしょう。
あと「エアコンは寒すぎて苦手」という人は少なくないですが、その実態は、乾燥が進んで湿度が下がることで、温度の低下よりもWBGT値の方が大幅に低下するからでは?なんて思ったりもしました。
山の話だと低山は暑くなるとヤバいと聞いていましたが、先日道具買い替えて1番近い低山に試運転がてらに行ってみたら前日の雨で半端無い湿気地獄で熱中症になるんじゃないか?って危機感を感じました。風が無いとサウナ状態と錯覚するくらい😨
こまめに止まって水分補給したので問題無かったけど、本当の話、夏より梅雨の雨上がりの湿気が1番厄介だなと思いました😰
かなり前の話ですが、知り合いがビルのエアコン効いたオフィスで熱中症になったと聞いた事もありました😅
WBGTよりも昔から「風速1mで-1℃」でお馴染みの「体感温度」という似た概念もありますが、こちらの出番は主に寒い時のようです。ちょっと調べてみたところ、暑い時と寒い時とでは風速の効き方が全然違ううえ、WBGT同様湿度も大いに関係があり、その効きかたは暑い時と寒い時とでは逆だそうです。こちらの計算サイト
https://keisan.casio.jp/exec/system/1257417058
にさまざまな温度/湿度/風速を入れて計算させてみたところ、「風速1mで-1℃」どころではない、とても一言で言い表せない複雑さがよくわかりました。
「エアコン効いたオフィスで熱中症」というケースは、水分補給不足とかだったんでしょうか…
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