今日山を登り始めて30分くらい経った頃に、頭がフワフワとしてきて歩くのが難しくなった。１年ほど前に自律神経がおかしくなった時の症状になんとなく似ていた。あの時は家の外で倒れてしまったり、電車に乗れなくなったりして、その時感じていた不安がブワっと戻ってくるみたいで怖かった。それに数年前に栂池ロープウエイから白馬大池へ行った時も同じことがあって、結局下山してしまった。何度か休憩しながら登るものの状態が改善されないので、木陰で座って大休止。景色のどこを見てもフワフワするから目をとじる。休むと足がしんどくなるし時間のロスになるから悔しいが仕方ない。戻るか登るか思案していると上から家族が喋りながら降りてきた。
母「今日は酔わないの？」
父「酔い止め飲んでるからね。いつも切れる夕方頃になると酔う」
娘「なんで酔うん？」
父「足元見るから視界が固定されて気持ち悪くなる」
私「（お父さんそれや！！！！！！）」
まさに天啓。
薬やら絆創膏が詰めてある袋から、病院で処方してもらったトラベルミンを出して半分に割って飲んで、しばらくそこでのんびりしていたら治っていった。結局その後は何も問題なく登って登頂して戻ってきた。
元々他人の運転する車に乗るときは酔い止め無しではキッツいくらい三半規管が弱いし、昨日まで家で本ばっかり読んでいたせいかもしれない。
とにかく今度から登る前にはトラベルミンを飲んでおこうと思う。全然知らない通りすがりの家族マジサンキュ〜！！！！
