山道具3−レインウェア（TNFマウンテンレインテックス）

山で怖いものの一つは天候の変化。
急に雨・雪が降ったり、風が出たりした際になくてはならないのがレインウェア。
保温にもかなりの効果がある。

私が使っているのは、THE NORTH FACEのマウンテンレインテックス（品番NP-2003）。
山以外にも自転車ツーリングやらでかなりお世話になったもの。
これがなくてはアウトドアを続けることはできなかったと思う。

どうやら今のノースのラインナップでは、レインウェアの旗艦モデルらしいが、2000年に買った当初はそんなに種類があったような記憶は無い。
今では中国製等になってしまっているが、私が買った当初は未だ日本製だった。
因みに大学時代の名残で、私はいまだにレインウェアのことを「ゴア」と呼んでいる。

かれこれ10年以上連れ添ってきたお陰で、裏地のシーリングテープ？の一部やノースのロゴが剥がれ始めてしまってきたが、丈夫なので破れたりしていないし、洗濯したり撥水スプレーしてアイロンかけたりしたので、性能としてはまだまだ現役だと思う。

フードは襟に収納でき、ジャケットのポケットはザックのヒップベルトをしたままでも開閉可能で、これは地味に役立つ。フードは締め付けられるようになっていて、横殴りの雨にも対応できる。
ズボンは山靴を履いたままでも脱ぎ着できるように裾が大きく開くようになっている。
あと当然ながらスタッフバッグが付いていて、折り畳んで収納し、ザック内にコンパクトにパッキングできるようにしている（上記写真は大きさ比較用）。
かなり機能的。

かつてはノースと言えば高級品というイメージだったが、今となっては単なるファッションブランドに成り下がってしまった感がある。街の中でレインテックスやマウンテンジャケットを着てどうするのか（というか勿体無い）と思ってしまう。
でもレインウェアを買い換えるとしても、これにする（価格はかつてより上がっているが）。

※2014年3月に後継として、同じノースのマウンテンレインテックス（NP10925）に買い替えたため、14年活躍した当レインウェアは自宅作業用等に引退した。