2012年に妻とのウォーキングに変化を求めてハイキングをはじめ、紙の「山と高原地図」を入手しながら、いつしか高尾山、八ヶ岳と向かううちに登山関係の記事で「ヤマレコ」に出会い。即座に無料会員になったのは2015年位だったろうか。
深田久弥を読んで百名山にはまっていたのもその頃で2014年〜16年は月一ペースで数を重ねた。2017年にはペースは半減したがGWに妻と2人でSUVで車中泊しながら剣山、石鎚山、大山と登ったことが強く記憶に残っている。
話を2015年に戻すと、最初はどんな形で記録を残せばよいのか、自己流初心者の恥ずかしさもあってコンパクトに記録していたが、時々、見知らぬ方から拍手をもらうことがあり、いつか、大勢の方に見てもらえるのではないかという甘い期待をした。そういった思いもあって、記録していない百名山の記録も手元にメモや写真の記録が残っている範囲で記録を追加していった。
妻との百名山は2017年に半数を超えたことや、本州には力量を超えた山しか残っていなかったので無理をせずに中断したこともあり、次第に単独山行が増えていった。この頃には健康維持に登山は欠かせないものとなっており、奥多摩や丹沢、秩父といった東京から近い山への登山は月2回は欠かせないものになり、冬季も雪の無い低山に通っていた。
危険な山には行かないようにしていたので、こういった低山を歩きながら、枝道の多さや分岐の分かり難さなど百名山のように整備されていない中で、道迷いの危険を強く感じた。もちろん単独行であることの不安もあった。改めて安全に登山をするためにはどうすべきか、色々と調べた中で、遭難救助のためにjroに加入済だが、遭難しないための備えが十分でないことに対して「ヤマレコ」の計画作成を元に、自身や家族、登山ポストにも投函できる汎用的な「計画書の作成」、更には行方不明者にならないための「ココヘリ」の加入を行った。
その後、ヤマレコをさらに活用するために、アップルウオッチとiPhoneを購入し、計画ルートトレースを容易に頻繁に確認出来るようにした。
翌年に定年退職が迫った2024年には、定年後には山行機会が増えること、それも他人に出会う確率が低い平日登山が増えることで、必然的に登山中に何らかの問題が発生する確率が増えることに対する準備として、「ヤマレコ」のプレミアム会員化による計画ルートダウンロード数の制限解除により臨機応変にプランを選択できることや、行動中の分岐などの注意喚起を得ることが出来るようにした。また、実際の登山前には計画書がcompassで提出できるようになったことも大きかった。
そして、もう一つ、目に見える家族の安心感として妻のスマホに導入した「いまココ」アプリである。家族が私が登山している軌跡を見れるのはもちろんだが、「そろそろ山頂だね」とか「計画より早いね。無理しないで」などLINEでメッセージが送られてくると「安全に注意しよう」とか「ペースを落として景色や花を楽しもう」と集中力の強化やモチベーションアップにつながっている。
「ヤマレコ」は20周年ということだが、私の利用歴はその半分にも満たない。それでも、次々に「安全に登山を楽しめる世界を実現」してくれている。これからも進化する良いツールでありパートナーであって欲しいと思っている。
そのための要望として・・・
・計画ルートと現地のルートの相違に気が付くことが度々ある。
最近の異常気象の影響などによる登山道の付け替えではない数年前からのルート変更もある。多くの山のデータを提供しているので、単に更新が追い付いていないだけかもしれないが、安全登山の基本だと思うので改善が必要だと思っている。
そのためには、「みんなの足跡」を活用した更新候補の自動抽出といったことが可能なのではないかと思っている。当然、古い足跡を含まずに直近の足跡データを参考にすることになるので、まずは、その直近データを提供していただくだけでもユーザーへの注意喚起になるのではないかと思うし、夏道・冬道といったフィルターだけでなく、「かつ、過去1年分」といったフィルターの提供を期待しています。
あと、10年〜20年・・・いつまで登山を楽しめるか分かりませんが、これからも「ヤマレコ」を活用することで、登山寿命延伸に努めていきたいと思っています。
ビックデータの活用がユーザーの安全と開発者の皆様の効率化につながることを願っています。これからも顔晴って下さい。
ヤマレコ20周年記念 #ヤマレコと〇〇 日記キャンペーン に寄せて
キャンペーンURL
https://www.yamareco.com/modules/campaign/detail.php?id=14
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