東北
最終更新:イグルスキー米山
基本情報
場所 | 北緯41度15分39秒, 東経140度20分33秒 |
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展望ポイント |
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山の解説 - [出典:Wikipedia]
龍飛崎(たっぴざき)は、青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜にある、津軽半島の最北端、津軽海峡に突き出た岬である。津軽国定公園の一部。名前はアイヌ語のタム・パ(tam-pa 刀の上端)からの転訛(てんか)で、「突き出た地」の意味だという説があり、タムパを"龍が飛ぶ"と当て字したといわれている。表記には「竜/龍」及び「崎/埼/岬」という揺らぎがあり、竜飛埼、龍飛岬(たっぴみさき)などとも言われる。
周辺は灯台を中心に遊歩道となっており、天気のよい日には津軽海峡を挟んだ北海道の松前半島や、海峡を行き交う船舶が見渡せる。また、渡り鳥の飛行ルートとしても重要であり、しばしば鳥類研究家が観察している。
海から1日中強い風が吹き付ける土地柄で、冬季でも降った雪が風に飛ばされ、深く積雪することは少ない。竜飛崎では、吹き付ける強風を利用して風力発電が行われている。
北海道の白神岬とは津軽海峡を挟んで19.5キロメートルの距離があり、地下を青函トンネルが通る。青函トンネルの着工開始から完成までの全工程における殉職者34名の碑が建っている。
東北楽天ゴールデンイーグルスの公式球団歌「羽ばたけ楽天イーグルス」の歌詞の一節に青森県の象徴として唄われている。
石川さゆりのヒット曲「津軽海峡・冬景色」の歌詞の一節に唄われていることでも知られており(歌詞の中では竜飛岬と表記されている)、"よしだたくろう & かまやつひろし" 名義の歌でそのまま「竜飛崎」というタイトルの曲もある。
竜飛崎のある竜飛集落は、三厩駅からのバスの終点(正確には集落のある「竜飛漁港」バス停で折り返して、そこからさらに斜面を登って終点に向かう)で、太宰治が紀行『津軽』で、鶏小屋に突っ込んだと思ったら竜飛集落だったと表現した描写で知られる漁村である。三厩から竜飛集落に向かう道程は、源義経北行伝説の舞台の1つであり、義経ゆかりとされる寺社などが散在する。
地質は、新生代新第三系中期中新世の竜飛安山岩類が分布する。主に、デイサイト、安山岩の火砕岩である。
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