奥秩父の岩峰・二子山再び(坂本バス停より東岳・西岳上級・左回り周回)
- GPS
- 04:07
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,076m
- 下り
- 1,072m
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
土日は、往路は西武秩父7:00→坂本8:15もしくは同9:17→10:35、復路は12:40→14:15もしくは16:25→17:48といった感じで非常に選択肢が限られる。 西武線沿線からの方は「秩父漫遊きっぷ」を使うとお得。私の使った東飯能からだと1300円。バスが片道990円、鉄道が410円のため、片道料金よりも安い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
股峠〜東岳は岩登り。注意して登る必要があるが、危険箇所は鎖のある1箇所。他は鎖なし。 股峠〜西岳(上級)は岩登りだが、東岳よりも危険区間が長い。三点確保で確実に・慎重に登る必要あり。鎖一切なし。 西岳からの稜線歩きも、両側が切れ落ちているので注意が必要。稜線から下りる場所で鎖とロープあり。 |
その他周辺情報 | 乗換えの小鹿野役場バス停、坂本バス停及び股峠への途中の登山口にトイレあり。往路はバス停ではない股峠への道路への分岐点で下ろしてもらえるので、そのまま歩いて途中の登山口のトイレを使う方がよい。いずれも水なし。 |
写真
装備
備考 | 手袋はあった方がよい。前回の反省を踏まえて、モンベルのトレッキングフィンガーレスグローブを持参したが、指先が出ているので岩を確実に掴めて、木やロープ等もしっかり握れるので快適だった。 そういえば昨年もそうだったが、ズボンに傷がついたり小さな穴が空いたりした。少しボロい方を着ていった方がよかったかもしれない。 |
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感想
昨年の6月に登ったときには西岳は一般コースだったので、紅葉の時期に再度登ろうと思っていた。前日に日帰りで車を運転して旅行していて夜9時頃に帰って疲れが残っていたが、1日晴れそうなので決行。
↓昨年の記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-657032.html
往路は西武秩父駅発7:00のバス(途中、小鹿野役場で乗り換え)だが、坂本まで行ったのは6人。
坂本から股峠までは一般の登山道。民家脇を登っていって山の中を道を少し歩くと一旦道路に出て、分岐を少し登ったところにトイレのある登山口あり。ここから沢を左右に横断しながら登っていく。若干荒れている箇所もあるが、ピンクテープで明示してあるので迷うことはない。途中で人に会ったのは、股峠の直前で抜いた1名のみ。股峠に着くと反対側から登ってくる人の列があり、そのままローソク岩の方に直行していた。
ここから東岳に登る。岩に向かって直進し、突き当たったら左側の方に回っていくと上に登るルートがある。やや危険と思えるのは、一旦上に登って、そこから左に行った先にある1箇所のみ。足を置ける金具が取り付けてあって鎖がある。ただ、どうも今回は身体が重く、前回と同じように登っているはずなのに消耗が激しかった。上に出て稜線を移動すると東岳に到着する。途中で会ったのは数名。5〜6歳と思われる男の子もいて驚いた。
股峠に戻ってからは西岳へ。分岐が見つからない中、まっすぐ登っていくと岩に右矢印の書かれた場所に出る。去年はここを右に行って一般コースに入ってしまった気がするが、見た感じ左に登山道はない。ちょうど右から下りてきた人がいたので聞いてみると、右はやはり一般コースとのこと。間違って入らないように書いていないだけで、左に行くとあるのでは?とのことでとりあえず行ってみたところ、岩沿いに歩いてすぐのところに登り口があった。
ただ、東岳の危険箇所が1箇所であるのに対して、こちらはほぼすべて同じような感じか、もう少しレベルが高い。きちんと掴めるような岩の出っ張りや、足を置ける場所を探しながら、3点確保で確実に・慎重に登っていく必要がある。こちらも鎖は全くない(以前はあったが撤去したようだ)。断崖絶壁であり、少しでも下を見ると動けなくなると思われたので、前にある一つ一つの岩を乗り越えていくことに専念した。なお、西岳もそうだが、岩はごつごつしていて、すき間もあって、つかみやすい。しばらく登っていくと、徐々に傾斜が緩くなってくる。疲れのせいか、途中でふくらはぎと腿が攣ったのには閉口したが、休みながら何とか登ることができた。なお、自分の能力でここを下りるのは、おそらく無理。
西岳の東峰?に登ってからは、中央峰を経由して両側が切れた稜線歩き。風が強かったことと、前日の疲れが残っていたためか、ここで予想以上に消耗した。西岳で出会ったのは、向こうから来た3名のみ。どこまで続くんだという岩としばらく格闘した末に、前回は間違えて直進してしまった、赤で×が書かれた岩のところで左に下りる。ここは、最後に鎖とロープでかなりの高度差を下りることになる。
そこからはうって変わって快適な登山道で、途中からは振り返ると二子山の素晴らしい眺望が得られる。延々と下りると道路に出るので、そこを左に行くと、トイレのある登山口近くまで戻って往路に合流することになる。12:40発の帰路のバスは一人だった。
しかし、今回は上級コースに行ったとはいえ、2箇所で道を間違えた昨年よりも30分程度遅いタイムだった。全般的に前日の疲れの影響が出ていたようだ。
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