岩と鎖と紅葉の裏妙義(丁須の頭から谷急山)−電車、レンタカー

2016年11月18日(金) [日帰り]

• GPS: 10:15
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,551m
• 下り: 1,550m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:33
• 休憩: 2:13
• 合計: 9:46

6:37 国民宿舎裏妙義
8:21 9:34 丁須の頭
10:09 10:34 赤岩
10:55 11:00 烏帽子岩
11:07 11:10 風穴尾根の頭
13:05 13:32 谷急山
16:23 国民宿舎裏妙義

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

高崎に前日泊
<行き>
レンタカーで国民宿舎裏妙義(営業終了)に6:00に到着、そのまま駐車。
<帰り>
レンタカーで高崎駅へ16:40発→高崎着18:00着
高崎駅→東京駅(高崎線)

コース状況／危険箇所等

国民宿舎から丁須の頭までの道は赤テープやペンキのマークが沢山あり、わかりやすい。上部に行くほど鎖場は多くなる。

丁須の頭の直下までは鎖もしっかりしていて難しくはない。ただどこも切れ落ちていて注意は怠らないように。丁須の頭の上に登るには確かに恐怖感が先に来る。
実際登るのはやめようかと思った。簡易チェストハーネス、スリング、カラビナを使用して鎖に確保してからトライした。

丁須の頭から三方境までの縦走路も鎖場はたくさんあり気が抜けない。しかし赤岩の絶壁下のトラバースは思ったよりも怖くない。景色はなかなかよかった。

逆に谷急山までの登りはけっこう鎖やロープが多く、しかも斜面が急で簡単ではなかった。気を集中して登らないと危ない。ただ途中の道や山頂からの展望はよく、表妙義や浅間山方面の景色がすばらしかった。

巡視道の下りはとても歩きやすい。途中思わず紅葉のきれいな場所に出会った。この紅葉がすばらしかった。

写真

11/18 6:40

国民宿舎裏妙義の駐車場に夜明け前に到着。朝食をとっている間に夜が明けてきた。

11/18 6:39

赤岩?が朝日に赤く染まる。

11/18 6:47

ここから籠沢コースに入っていきます。

11/18 6:54

途中、岩峰が朝日に染まっています。

11/18 7:16

下のほうは紅葉がまだまだ残っています。険しい岩峰が背後に見えます。

11/18 7:29

さすが妙義ですね。岩峰が林立しています。

11/18 7:41

残り少ない紅葉ですがまだまだきれいなところも。

11/18 8:45

籠沢のコルに到着。ここで御岳コースと合流します。

11/18 8:46

丁須の頭の南東面。急で高い〜

11/18 8:52

岩壁を回り込んで丁須の頭を目指します。

11/18 8:57

ここで初めて丁須の頭が姿を現します。すごい形をしている。
ここから肩まで鎖を使い登ります。

11/18 9:19

頭の直下に着きました。荷物を置いて最後の鎖場に取り付きます。最初はビビッてやめようかと思いました。チェストハーネスとカラビナで鎖をつなぎ確保すると、不思議なことにすんなりと取り付けました。しかし、登る自信がなければやめた方が正解です。

11/18 9:13

どうにか頭の上に到着。360度の展望はすばらしい。これから歩く赤岩、烏帽子岩の岩峰。

11/18 9:13

遠くに浅間山。まだ雪がついていません。

11/18 9:14

赤岩をアップで。不思議な形をした岩峰が沢山ある。

11/18 9:14

表妙義の金洞山・星穴岳

11/18 9:15

紅葉した斜面の表妙義

11/18 9:15

荒船山と八ヶ岳

11/18 9:24

肩まで下りて西の端から頭を見るとこんな形です。

11/18 9:24

肩から見た赤岩と烏帽子岩

11/18 9:27

同じく肩から見た荒船山と西上州の山々

11/18 9:35

次に向かいます。ここに丁須の頭の案内板がありました。

11/18 9:37

少し行くと展望の良い中間峰あり、ここからの丁須の頭です。ほんとに個性的な形をしていますね。

11/18 9:39

あの上によく登ったものだとしみじみと思いました。

11/18 9:45

仏像みたいな岩峰が…

11/18 9:45

迫る赤岩の絶壁

11/18 10:06

縦走路から見つけたいい色の紅葉。

11/18 10:06

いいグラデーションですね。

11/18 10:12

赤岩の絶壁を見上げます。すご〜い !

11/18 10:15

有名な?赤岩直下のトラバース道。思ったよりも怖くない。が、気は抜かぬように。

11/18 10:18

このトラバースもよく見ますね。

11/18 10:22

振り返って、トラバース道はここについています。

11/18 10:29

トラバース道を過ぎてからの丁須の頭のある岩峰の景色が素晴らしかったです。

11/18 10:31

ちょっと渋い晩秋の裏妙義の景色。なかなか良い。
しかし、紅葉の最盛期も見てみたいです。

11/18 10:54

烏帽子岩を通過します。

11/18 11:09

ここまで来ると丁須の頭が見えるようになりました。わかるかな…

11/18 11:29

ようやく三方境に到着。ここで下山するか谷急山に行くか迷いました。コースタイムを計算して、どうにか日暮れまでに下山できそうだということで谷急山にトライします。

11/18 11:59

P1から、P2の岩峰が見えてきました。

11/18 12:19

P2に向かう登山道から、歩いてきた裏妙義の山々です。

11/18 12:19

表妙義白雲山と色付いた斜面が素晴らしい。

11/18 12:19

こちらは金洞山、星穴岳。晩秋の絶景ですね。

11/18 12:29

色付いた斜面をアップで。

11/18 12:38

P2からの谷急山、もうひと踏ん張り!

11/18 12:42

P2を過ぎるとすぐにV字キレット。谷急山への道は思ったよりもハードで鎖やロープが多いです。気が抜けません。

11/18 13:11

ようやく着いた谷急山。展望よし。

11/18 13:18

先々週に登った恩賀高岩だ。

11/18 13:18

浅間山が近くに見えます。

11/18 13:20

西上州の山々が連なります。

11/18 13:21

裏妙義の山々。

11/18 14:04

星穴岳をアップで。ギザギザですね。

11/18 14:20

山急山、五輪岩かな?

11/18 14:21

すぐに下山します。途中振り向いたらこんな岩峰群が。

11/18 15:04

三方境からは巡視道を下ります。風穴尾根が時々見られます。

11/18 15:23

巡視道は歩きやすい道です。どんどん下ります。途中大きな岩の脇を行きます。

11/18 15:26

大岩を過ぎると突然素晴らしい紅葉の谷に出会いました。
このような所があると知らなかったので、今日の頑張りのご褒美かと思いました。

11/18 15:26

それにしても素晴らしい。この時期にこんなにもきれいな紅葉が見れるとは。

11/18 15:26

きれいな紅です。

11/18 15:28

しばらくこの紅葉ロードを楽しみながら歩きます。

11/18 15:36

来てよかった!

11/18 15:37

本日一番の紅葉です。

11/18 15:38

まるで庭園ですね。

11/18 16:21

どうにか日没前に下山できました。夕暮れの相馬岳と茨尾根。

11/18 16:21

赤く染まってきました。

11/18 16:22

日の暮れた裏妙義の岩峰。

11/18 16:29

無事国民宿舎に到着しました。いろいろな事が有り、とても有意義で良い山行でした。お疲れ様でした。

撮影機器：

PENTAX K-5 ペンタックス

感想

QQpiro

丁須の頭への登頂は恐怖心と自分の技術をよく考えて実行したほうがよい。今回は
鎖に確保を取ることによって登ることができた。やはり安全第一のためには使える道具は積極的に使う、面倒くさがらない、引くときは引くことが大切だと感じた。
谷急山は思ったよりもハードでかつ面白かった。展望もよく晩秋の妙義をとても楽しめた。
巡視道の紅葉はとても素晴らしく、知らなかっただけに大変得をした感じだった。
今回のこのコースは時間的にも長く、かつ鎖場もたくさんありハードなコースだと思う。でも得るものも多く、とても楽しめた山行だった。無事下山できて何よりです。